数字を把握していない総務が招く「間違ったコスト削減」 - なぜ、「戦略総務」か?
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総務が決済権限のない面倒な業務を押し付けられている部になりがちなので、コスト削減が総務中心に行われることはなかなかないでしょうね。
特に人件費の効率化に関しては、労務費管理責任者が権限を持つと思うので、普通に考えると総務はタッチできません。
日本でよくみられる無駄は、事業リスクを無駄に多人数で負うシステムで、そうなるとお手盛りの無駄なミーティングが増えます。会議の時間が業務のどれだけを占めているかを計算して経営陣に削減の提案をする。できるのはその程度しょうか。
しかし、会議体は組織構造に依存し、組織構造は社内コミュニケーションをいかに分断して効率化するかにかかっているので、極めて高度な経営判断で、総務にその視野があれば総務が経営者になった方が良いでしょう。
総務にできそうなコスト削減なら、コピー代や通信費、機器の保守費用の節約でしょうか。
私はかつていた組織で、そうした総務業務の改革を勝手に進めていましたが、そうした契約を見直してみると(普段誰も関心がないからだと思いますが)かなり無駄なものが多いです。
例えば、ゼ■ックス方式のカウンター式の保守費用から脱却し、機器を複数台買い取ってどちらかが壊れるまで使いたおし、紙は紙の卸から直接買います。
細かい機器の保守費用は全部打ち切って、スポット対応に切り替える。
これだけでもかなりの節約になりますよ。