ＪＴ社長に寺畠氏 51歳、欧州子会社から起用
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寺畠さんはもともと次期社長の最有力候補と言われていました。
JTは、小泉さんと副社長の新貝さんが経営企画部長と財務部長だった2000年代前半から、実質的にこの2人が経営の戦略立案を担ってきました。
その間、大型買収を成功させ、JTは一気に世界のたばこ3位に躍進しました。
新貝さんの進退が気になるところですが、年齢的にも退任が濃厚で、JTの一つの時代の終わりを感じます。
加熱式たばこ市場でフィリップ・モリスのアイコスに先行される中、次の経営陣がどう巻き返しを図るのか、注目です。
（今年3月にNewsPicksで特集をした「アイコス革命」のリンクを貼らせていただきます。https://newspicks.com/news/2179075/body/?ref=search）結論、元々本命だったように見える。
経営トップは体力重要。早めの就任に向けてJTIでトップ経験を積ませたのが明白だし、こういう人事ができる会社は強い。
現社長の小泉氏は2012年に就任（2001年経営企画部長、2004年執行役員、2007年取締役常務、2009年取締役副社長）、55歳での就任。
その前の木村氏は2006年に就任（1999年に経営企画部長）、53歳での就任。
過去を振り返ると50代前半～半ばでの就任となっている。その観点で、51歳というのは若めではあるが経営企画畑という過去のトップが歩んできた主流だし、就任時には2011年に執行役となってから7年（取締役は記事だと2013年に就任となっているが2014年に退任（①がその時のプレス、②の日経ビジネス記事に詳しいがJTとJTIのガバナンスゆえ））。
過去の人事やサイクルを見ると、若いがそんなに意外な人事でもない。②でも『次を担う「エース」と目される人物だ』と評されている。
ちなみに新貝氏は小泉社長より1年早い1956年生まれで、現在61歳。
①http://bit.ly/2B0bk6O
②http://nkbp.jp/2B0Wai2
