ソフトバンク債のCDSスプレッド、ほぼ1年ぶり高水準
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注目のコメント
債券トレーダー時代、ソフトバンク債券は機関投資家の間でもお腹一杯で、一般向けに小口販売が加速し始めた時期でした。この話を見る限り、更にそういう色合いが濃くなっているのかな、、ファンドの件もあるし、たぶん売り手もどうセールスして良いか更に難しくなりそう…
ソフトバンクの格付けは①の会社HPで見れるがS&PでBB+、つまり一般的に投機的格付と呼ばれるもので、その債権はジャンク債(上品に言えばハイイールド債、HY)と呼ばれる。
記事に記載があるソフトバンク固有の事情も少しあるかもしれないが、椎名さんがコメントされているように夏ごろから上昇傾向にあったこと、また最近はHY債ETFから資金が流出していて、全体としてスプレッドが拡大傾向。②は米国の状況だが、一定グローバルに同様の影響があるのだと思う。
①https://www.softbank.jp/corp/irinfo/stock/rating/
②https://newspicks.com/news/2628695ソフトバンクの債券に対する信用保証料が、スプリントとTモバイルUSとの統合交渉凍結を受けて上昇していると報じられています。しかしチャートを見ると元々夏頃から上昇傾向にあり、統合凍結がトリガーになって急騰しているわけではありません。
ちなみに株価は昨日9546円。先月につけた10550円の高値から調整していますが、昨年11月末の6712円から見ると高い水準にありますので必ずしもパラレルには動いてはいません。