南シナ海「懸念」の文言が消える ASEAN首脳会議声明を発表
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日本では南シナ海問題を非常に重要視しています。とくに中国の埋め立て地問題について詳細に報道し、中国は強硬的な態度を取っていると批判してきました。
一方、フィリピン、ベトナムが埋め立て地を一番早く作り、現在も継続していることをほとんど報道しません。
中国のやり方としては、フィリピン、ベトナムなどの埋め立て問題について、ある程度の牽制をして、止まないのを見て中国の工事能力を一斉に動き出して、短期間にフィリピンなどよりはるかに大きな埋め立て地を作っていく、これに対してはフィリピンなどがあまり大きな声で批判できない、このような事実も日本のメディアはある程度報道すべきだと思います。
その後、日本の視点として、中国のあまりにも迅速、あまりにも大規模の行動を大して批判したほうが少なくとも中国の読者としてはその批判は当たっていると思われます。
中国の埋め立ては悪、他の国の埋め立ては容認、このような記事の作り方では、中国の読者の理解が得られないと思います。南シナ海はある程度の深さがあるため、中国の潜水艦が身を隠すにはちょうど良い。かつてソ連海軍がオホーツク海を庭としたように、中国海軍も南シナ海を何が何でも勢力圏に収めたいのでは。SLBMを搭載した中国海軍の潜水艦が南シナ海に潜めば、流石のアメリカも手を出せなくなる。そしてその戦略の先には台湾があるのだろう。