日経平均は大幅に6日続落、イベント一巡し利益確定売りが先行
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ヘッジファンドの決算に向けた利益確定売りなんていう話も出てるようですね。ただ、エコノミスト的な立場からすれば、今回7-9月期のGDPでGDPデフレーターと単位労働コストがプラスになりました。つまり、消費者物価インフレ率とGDPギャップを合わせたデフレ脱却4指標がすべてプラスになったことから、デフレ脱却条件が達成されたことにもなるんですけどね。
日経平均株価は6営業日続落、TOPIXは5営業日続落。東証1部騰落銘柄数は値上がり120/値下がり1,901と売り優勢、ほぼ全面安。業種別では全33業種下落。石油石炭製品、鉄鋼、鉱業がとくに安い。東証1部売買高は21.5億株。東証1部売買代金は3.7兆円と3営業日ぶりに3兆円超。2兆円超は27営業日連続。
為替、ドル円は円買い優勢。朝方から午前半ばまでは113.3-113.4円の小幅なレンジでもみ合ったが、その後円が買われ、以降は午後にかけて113.0-113.2円のレンジで推移。
日経平均株価は寄り付き22,250.98円、前日比-129.03円。前場寄りしばらくは下げ幅を拡大したものの、その後一転して下げ幅を縮小し、一時22,300円台回復、日中高値22,305.24円(9:59)。前場中頃から後場寄り直後までは22,200円を挟んでもみ合うも、その後は下げ幅をさらに拡大し、日中安値22,004.79円(12:54)。以降は後場終盤に一時下げ幅を縮小する局面も見られたが、概ね安値水準でもみ合う相場展開。終値は22,028.32円、前日比-351.69円。その後先物市場では日経は前日比600円近くまで下げて、21,800円台で推移している。官製相場でマーケットの参加者の厚みがないとボラが大きいのが難点だな。中々個人投資家が長期目線で取り組みにくい。この点でも米株の方が圧倒的に魅力だな