大阪から世界へ 「ポスト・タミフル」のインフルエンザ新薬 塩野義製薬が開発
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注目のコメント
インフルエンザって自然治癒しますよ?
医療技術発展自体は素晴らしいことですが、「〇〇は明日人の命を奪ってしまうかもしれない病気だ」なんて全ての疾病に当てはめられます。
転んでちょっと怪我しただけでも転帰次第では命を落とします。
また、健常な若年層と沢山持病を持ってて免疫力が低下した高齢層や乳児では全くそのリスクも異なるでしょう。
じゃあそのリスクは数字でどれくらいなんですか?
そしてそのリスクの数字はみんな一緒なんですか?
製薬会社のCMは確かにインパクトがあるのですが、歪んだ認識を世間にもたらすことも多いと医師の間では不評だったりすることもあります。
ラピアクタなんてその典型でした。
ひどいものになると看護師ですら風邪には抗生剤が効くと平気で嘘八百を患者さんに伝えています。
そして歪んだ認識を持った患者さんたちは今日も病院にやってきます。
この薬は医学的に適応ではないし多分今までも薬じゃなくて実際に治したのは貴方の自然治癒力だといくら言っても信用してもらえず、でも「じゃあ何かあったら責任とってくれるんですか?」と言われれば多くの医師は訴訟が怖いから結局処方することになり、その結果変な副作用が起こったのでその薬の添付文書を見てみると「何かあれば医師に相談しましょう」。
分かってるんですけど、なんだかな〜って感じです。
なんか「乗客に日本人はいませんでした〜いませんでした〜」みたいな何とも言えない愚痴コメントになってしまいすみませんでした。
とりあえず製薬会社には自然治癒力を半ば無視した「漠然とした脅し」だけの過剰広告はやめ、公正な統計データを出すなどした正確な広告をしてもらいたいものです。
そして、何より予防が大事!現役医師として、一言。
んー、現段階では過剰な期待はしない方がよいです。特に健常な方は。
みなさんはAMR対策はご存知ですか?薬剤耐性の細菌が増え、その内、ガンの死亡を越えると予想されてます
インフルエンザはウイルスですが、同様です。タミフル耐性が懸念されてます。乱用すれば新薬も同じです。
薬は新しいものならいい、とりあえず飲めばいいものではありません。
賢く病院にかかり、賢く治しましょう
追記:少し反響があったので追記します。
①AMR対策について
以下をみていただくのが、最もわかりやすいかも
http://amr.ncgm.go.jp/infographics/movie.html
②インフルエンザの不都合な真実
昔、放送されていた塩野義さんのインフルエンザの行き過ぎたCMは百歩譲るとしても、例えば、イナビルというインフルエンザの薬、実はインフルエンザの罹患期間を短くするなどの効果はないので、欧米では発売されなくなり、日本をはじめとする一部しか売られていません。実際の体には症状を改善する効果がないのに売られているインフルエンザの薬…
日本の異常なインフルエンザビジネスの一端です。
http://ebm-jp.com/2015/01/news-470-2014-10-p05/風邪、インフルエンザのときは、ゆっくり休むのが一番。
とはいえ、以前39℃熱発したとき、周囲の状況からインフルエンザと思ったのですが、既に発症2日経過して(タミフルもう効かない)しかも絶対にしないといけない手術があったため、敢えて検査せず(陽性だと強制休み)に耐えたことがあります。
もう時効にしてもらいたいですが、我ながら黒歴史です。
ワクチンもあまり効果ないのですが、とりあえず先日射ちました。