リクルートの4~9月、純利益2%減 本業好調も株売却で反動
日本経済新聞
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注目のコメント
もちろんリクルートはすごいのですが、個人的には昨年の売却益である「ゆこゆこ」の売却がすごいと思います。買収だけでなく売却もできるというのはPLだけでなくBSも観れるということであり、シナジーの薄い資産を切り離して本業に投資する。よりアセットの生産性が高くなります。
さらっと語られている"前年に計上した宿泊予約サイト子会社の株式売却益が無くなった反動"にこそその強さの一端を見た気がしますリクルートホールディングス(6098)が4-9月期決算を発表しています。対前年同期比で売上収益は+15%増収でしたが、営業利益は同▲91億円(▲8%)減益の1084億円となりました。通期の計画も据え置かれています。
しかし営業減益の主因は前年度の子会社売却益221億円の反動で、これを除けば順調です。Indeed社をメインとするHRテクノロジー事業は同+80億円増益、メディア&ソリューション事業が+8億円増益、人材派遣事業が+82億円増益でした。不勉強ながら、IFRSでは、子会社株式売却益を営業利益にオンするということをこの記事で初めて知りました。
確かに本業事業のEXITなのだから、その売却益も営業利益と言えば、そう解釈もできるよなあと思った。
しかしこの会社は色んな事業に多角化しすぎだと思います。
多角化するのは投資家の仕事で(色んな株買えるんだから)、会社はリソースを得意の単一セグメントに突っ込んで欲しいものなのではないでしょうか。
人材関連以外にも、住宅、結婚、旅行、飲食、美容と色々やってますけど、それぞれにシナジー効いているのかは疑問。
本業業績も良いのは認めますが、現時点で割高だと考えます。