アングル:米百貨店、年末商戦控え在庫圧縮に躍起
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米国の百貨店が今年は年末商戦の在庫発注時期を遅らせたり在庫の圧縮を図ろうとしているとの報道です。言ってみれば消費者に飢餓感を抱かせ「今買わないと次はないかも。バーゲンにはものがないかも」と思わせるのが狙いだということです。機会ロスのリスクを取っても、在庫処分ロスを避けたいということで百貨店の置かれている状況からみてあるべき姿に思えます。
しかしクリスマス商戦の発注が3-4ヶ月前まで接近したとしても発注精度が従来に比べて大いに改善するとは考えにくいです。間際発注ではかえって単品の仕入れコストが嵩高になるおそれもあります。仮にサプライヤーが見込み生産をして余ってしまえば、それはいずれどこからから小売に流れていきます。
さてどうなるでしょうか。