ゴディバと森永製菓、どちらがおいしいのか
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注目のコメント
miki Yさんがコメントされている点に関連して。よく上海に出張していた時期に、友人も上海に住んでいて、お土産を持っていってた。
言われたのが「日本のコンビニで売っているような、普通のチョコが欲しい」。あっちでも日本のチョコ売っているのに何でと聞いたら、くちどけが違うとか。自分も食べてみると、確かに違う…チョコ好きの方からすると、かなり違いは大きいのかもなぁと思った。
ちなみに、ブラインドテスティングで有名な事例はペプシのCM。試したら、結果はペプシのほうがコーラより上だった。ただ、それでも世界的にはコーラのほうが売れている。なぜかというと、パッケージだったりも含めて、多くの消費者が習慣化されているから。習慣化というのは、日常的に購買する商品について、説明してといわれて理由を明確に言えるわけではないが、それを優位に選好することが多いときに発生する。これも「障壁」の一つ(下記記事も併せてぜひ!)。
https://newspicks.com/news/2617983今回のチョコレートの銘柄が”2社”を比較する適切な比較対象か私にはよくわかりませんが、こうした価格差に注目する考え方は面白いですね。せっかくなら、明治とグリコも入れて欲しかった。
この価格差をビジネスチャンスと見るのか、ブランド構築までのコストの大きさと見るかで結論は別れます。しかしインバウンドブームをうまくテコにすればブランド認知はスムーズになるのではと期待したいです。全社の8%に過ぎない海外売り上げが日本と同額になる日を待ちたいと思います。実はこの議論は、日本のものづくりの議論に行き着くと思います。東大の藤本先生が言われるように、日本と欧州は人の技術を主としたものづくりが得意で品質が高いのが特徴。相違点は、欧州は大量生産よりもブランディングが得意で、日本は大量生産が得意。もし、日本が大量生産の強みを持ちながらブランディングの技術が向上すれば面白い事になるのではと最近予感しています