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「参入障壁」とは何者か

Yamotty Blog
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  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    「参入障壁」という言葉だけで記事を開きたくなる。記事冒頭にもあるが、バフェットを代表に投資家は極めて気にするし、それ以上に企業にも本来的に一番重要な概念。
    色々な整理の仕方はあると思うが、記事の整理の仕方も一つだし、ここを極めたい方にお勧めなのは、みさき投資中神さんの著書(①)でも紹介・解説されているコロンビア大学ビジネススクールのグリーンウォルド教授の『競争戦略の謎を解く』(②)。
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    記事で指摘されている点では、コンテンツ自体は参入障壁がないと思う。基本的に、個人でできる商売は参入障壁がないと考えたほうがいい(例えば飲食や各種販売代理店、小規模工場)。
    ただ、コンテンツの制作体制自体は参入障壁があり、例えば新聞社・テレビ局の全国的な取材体制などは障壁。一方で、記事で言うところのデリバリー、昔はそれをパッケージとして届けるほかの手段がなかったゆえに強かったが、ネットで個人が発信して個人が受け取れるようになった構造変化(そしてそれにアドネットワーク含めて小口の広告を付ける手段の進化)が、業界自体を変えた。
    その観点でメディアビジネスの参入障壁が大きく下がったとはいえるが、とはいえ一気にマスに届けるパワーは分散型メディアは持っておらず、スマホゲームもテレビでの広告がキーとなっている要因でもある。いまだにデリバリーパワーは強いが、強いデリバリーパワーをもっているチャネルが縮小しているのが現状だと思う。

    参入障壁という観点で重要なのは、市場のセグメンテーション。この顧客はこの商品・サービスじゃないとダメという理由(スイッチングコストのように明確な時もあれば、なぜかペプシじゃなくコーラを買うんだよなという習慣的なものもあるが)を作れるか。
    それを作れるかは意図的な部分や偶然もあると思う。ただ「誰がなぜお金を払ってくれているのか・使ってくれているのか」を明確に意識することが重要。そこが分かったら強化をすることもできる。その特定セグメントに対して他社よりリソースを投下していれば、障壁を強化できるし、持続的な利益につなげやすい。
    (語りだすと止まらないトピック…)


  • 村田製作所 商品企画・マーケティング

    参入障壁、ということばは、なんとも固定的で変化しないもののような印象を与えるけれど、多くのものは揺れ動くし変化するので、断片的で近視眼的な思考のときにのみフィットするようにおもいます

    製造業企業にとってのそれは、サプライチェーンのような関係企業との関係性やBtoB/BtoCブランド、技術上のノウハウと知財、そのバックにある人材や資金、地理的な優位性などがありますが、いっしゅんでキャッチアップはできないものの柔らかで揺れ動くものなので、競争優位の源泉、と捉えるほうが感覚的には合っています

    Katoさんのいう顧客セグメンテーションこそ、消費者などの顧客が”無自覚的に”市場をきりわける”みえない障壁”なのかもしれませんね。おもしろい


  • 株式会社UPSIDER 代表取締役

    参入障壁について考えるならちょっと別の議論になるけど、どう活用していくかという視点で、下記グロービスの記事にある一時的競争優位性の記事がおすすめ。勝ち続けるという視点で考えると、基本的に下記2パターンしかありえない。

    1) リクルートのように時代に合わせて事業ポートフォリオごと変えてしまう
    2) SBやKDDIのように長期的に競争優位性が持続する事業(通信インフラ、金融、保険)を抑えてしまった上で、環境変化に投資し続ける

    ところで下記は、シリコンバレーの某連続起業家に言われたフィードバックで、すごくそうだなーと思った一言。

    "君たちの本当の競争優位性、独自性をもう一度考え直そう。今上がっているものは、10億、100億円かけたら簡単にひっくり返されるものばかりで、参入障壁としては弱い"

    そういう意味で明確に僕はコンテンツ(正確にはコンテンツを作る人・チーム・体制)には参入障壁として高いものがあると思っている。希少性が高い、人に求められているコンテンツを独占的にデリバリーすることが良いビジネスの基本だからだ。

    記事中の野菜の例は、野菜の生産を独占することができないのが問題①で、エンドユーザーへの野菜の購買を生産者が握れていないことが問題②なのだ。

    ユーザベースはこの問題①、②をテクノロジーの優位性と、人の優位性を融合することで担保しようとしている会社なのだと理解している。やっぱりすごい会社だ。

    競争優位が持続しない時代の戦い方とは? 
    https://globis.jp/article/5551


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