夫婦別姓:サイボウズ社長「選択できず不利益」国を提訴へ
コメント
注目のコメント
社会システム運営の観点でもはや夫婦別姓は不利益をもたらしていないので、別姓を禁じている方がおかしいということになる。そんなことすら裁判しないといけないというのが日本だなあ。夫婦別姓にすると離婚が増えるとか、家族観が変わるとか言っている、うわべだけの家族を営んでいる(あるいはそれしか想像できない)哀れな人の意見を聞いても参考にはならないし、そういう人は同姓でいいだろう。他人がどうするかを強制する権利はまったくない。
昨年結婚した自分の話で恐縮ですが、中学生の子どもがいて、40代で初婚となると、改姓には相当抵抗があります。うちの場合はさらに、夫の姓が中国語で「バカ」を意味するので、中国の仕事が多い私としては、「ばか早苗」になるくらいなら結婚しなくていいよ、という感じだったので、最終的に2人とも改姓し、第三の姓にしました(詳細書くと長くなるので省略)。
そして二人とも、日常生活・職場で旧姓を使い、戸籍名は家族しか知りません。夫は職場でも戸籍名に統一したいけど、メアドや名刺まで変わること考えると踏み切れない。ニュースになるような死に方しても、戸籍名で発表されたら誰も気づかないと思います。
色々な蓄積ができてくると、男女ともに姓は記号ではなくブランドです。シンプルに、生活に不都合がないような選択肢がほしい。
訴訟を選んだ青野社長に敬礼。日本の夫婦同姓に関しては国連からも差別的だとして改正を勧告されています。会社役員をしていると一社あたり数万円の登記変更手数料がかかり、自分の会社ならまだしも人の会社で役員をしていると人さまに迷惑がかかることに違和感があります。不利益なのは女性だけでなく男性も。速やかに改正してほしいです。
夫婦同姓規定の改正勧告、国連女性差別撤廃委
http://www.sankei.com/smp/world/news/160308/wor1603080018-s.html
「国連の女性差別撤廃委員会が7日公表した対日審査会合に関する「最終見解」は、慰安婦問題だけでなく、女性に関するさまざまな問題を取り上げた。夫婦同姓や女性の再婚禁止期間などの民法規定については、差別的だとして速やかな改正を勧告した。」