【堀江貴文×ネスレ高岡】外食業界が直面する「新しい現実」

2017/11/13

規制が緩い日本の外食産業

──日本の食のレベルは極めて高いと言われますが、経営やマーケティングにはまだ改善の余地があるように思います。日本の飲食業界にどんな問題意識を持っていますか?
高岡 日本の労働人口の7割はサービス産業ですので、日本を元気にするためにはサービス産業のみなさんに稼いでいただいて、給料をたくさんとっていただかないといけません。
しかし、外食産業に限らず、卸売業でも小売業でも、サービス産業は利益率が低い。私から見ると、みなが同じような競争をしていて、マーケティングが不足しているのではないかと感じます。
そもそも私は、B級グルメを含めて日本ほどおいしいものを安心して安価で食べられる国はほかにないと思っています。堀江さんもそう思いませんか?