トランプ氏、中国からツイート 「万里のファイアウオール」迂回
コメント
注目のコメント
トランプ大統領が中国国内でどうやってツイッターに投稿するのかは、中国国内でも非常に話題になっていました。
北京では、トランプ大統領来訪の直前から通常のVPNはつながりにくくなり、今朝も全くつながらない状況です。したがって、普通の手段ではツイッターやFBにはアクセスできません。
記事によると、規制迂回ができる「装備」を中国に持ち込んだそうです。企業や記者などは各社自前のVPNを使っており問題なく使えているらしいので、恐らくそれと同じものなのだと思います。
トランプ大統領のツイッターに関しては、昨日もウェイボやウィーチャットで多くの投稿がされるなど関心が高く、トランプ大統領のツイッターの内容を修正した画像もプチ炎上していました。
昨日投稿しましたが、そのプチ炎上した画像の内容を再送しておきます。
(トランプ大統領の写真つきツイッター画面で)
① My visit to China next 3 days. Twitter is gonna be forbidden by China government, it's really bad, really! America great again!
(あと3日中国にいるんだが、俺のツイッターが中国政府に遮断されてやがる。マジ最悪、マジで!やっぱアメリカ最高~)
② Xi suggests me to use Wechat instead, then I'll more fans. You know Dorsey, it's really so amazing! So, bye Twitter. God bless U
(習がかわりにウィーチャット使えっていうから、やってみたら超いい感じ。なあDorsey(ツイッターCEO)、あれマジすげえわ。あばよツイッター、達者でな)
勝手なニュアンスで訳しちゃいました(笑)昔の話だが、人民解放軍系の企業と交渉をしていた時に、会議で「オタクの上司のOOさんは今度昇進しましたね」と言われた。「??」で夜ホテルに帰ってパソコンでメールを開き部下からのメールを見た瞬間に「これか!」。
10年以上前の話ですが、改めて中国での情報管理の凄さを感じた出来事でした。
アメリカが持ち込んだ規制迂回装置の目的は、規制されているTwitterにアクセスできるようにするろいうよりは、強固なVPNでの秘匿性の高いネットアクセス目的にしているのでしょう。金盾と言われる検閲システムが国内向けであることは、皆さんご指摘の通り。金盾はGreat Firewallと訳されて、the Great Wall (万里の長城)と、IT用語のFirewall を掛けた英語になってて、そのネーミングセンスは素敵だと思う。でも、それを日本語訳する時には、この記事みたいに「万里のファイヤーウォール」とは呼ばない。英語だから洒落になるのであって、カタカナで「グレートファイヤーウォール」と呼ぶのが普通だと思うけど。