新着Pick
266Picks
シェアする
Pick
Pick に失敗しました

人気 Picker
「ファッションは夢を売るものだからこそ、原価を公開してはいけない」

そんな業界のタブーを破ったEverlane。全ての流通コストをオープンにし、商品はミニマルを貫く(ベーシックでロゴはつけず、少量生産の売り切り)。アメリカでEverlaneのオフィスで彼らと会い、ミレニアル世代を牽引する彼らのビジョンに共感したのを覚えています。
ファクトリエは工場が主役なので、彼らと異なる点は多いですが、業界に新しい風を吹かせるチャレンジをこれからも期待したいと思います。
同世代ファッション経営者の雄、ファクトリエ山田さんのラジオ。エバーレーンの記事についてというか、ファクトリエの話が中心でしたね(笑)

ただ、両ブランド共に新しいアプローチで顧客とつながろうとしている点は共通していますね。エバーレーンは原価開示が注目されてますが、ファクトリエは工場の名前、人、ツアーによる現場まで共有できるのが良いところ。最近は出張ファクトリエと言ってオフィスまでものが触れるように来てくれるイベントも開いたりしていて、とにかく「作り手と使い手」を繋げようという意欲がすごいです。

作り手の1人として、MITSUBOSHI 1887も頑張りまーす。
山田さんがお話しされていることに、これからの強いアパレル、強い小売、強いブランドのエッセンスが詰まっています。

以下の構成要素がちゃんと揃っているブランドは強いと言えるでしょうね。

1.周りの巻き込み力、コミュニティ力が強い→ファンの存在

2.本質的な価値を求めてミニマムな生活を好むミレニアル世代の獲得

3.情報公開の重要性→彼らの場合、「誰が作っていて、それにいくらかかっているのかを消費者に知らせる」
『商と工(あきないとものづくり)は同じ価値』だと考えているので、最終価格は工場が決めた値段のすっきり2倍

分かりやすいブランド、ちゃんと説明責任を果たす企業であることが、時に手間がかかる、時間がかかるお買い物を心地よくさせる。

「閉じているようで、開いているブランド」、「正直なブランド」が勝つ時代が来てますね。
洋服はデザインが何と言っても一番でファクトリエもとても共感はするけどそこでしか買わないという熱狂は起きにくい。
そこがアパレルのストーリーで売る限界だと思う。スケールしない。
どうしてもベーシックな商品にならざるを得ないので、そこ挑戦して欲しい。
ともすると「良いと言わないと悪」みたいな空気感になりがちなのでやっぱりファッションはデザインである事を今一度言いたい。
『すべての商品に工場の名前が付いていて、値段も工場が決めている』

この言葉は、なかなか思った以上に勇気がいる(既得権益からの様々なプレッシャーなど)ことだと思いますし、素敵で格好いいなと思いますね。

無論ですが、前者は、作ってくださった方との直接の繋がりや感謝などを抱けるいう意味で、後者は内部の力学 < 外との関係性という強烈なメッセージという意味です。BtoCの原点なのでしょうかね(笑)。

公共政策に携わる身としては、政策が一人一人へは届きにくかったり本音が届きにくかったりするという意味で、見倣うべき教訓が沢山ある印象です。
ファクトリエのWebサイトは必見ですね!

最適価格について
https://factelier.com/aboutus/#concept

工場について
https://factelier.com/factory/

これからのブランディングのヒントは、プロセスの共有と顧客巻き込み。見栄えだけ整えたストーリーは、顧客に届かなくなってきている。

あと、原価と向き合うこと=品質と向き合うことに繋がるということを考えさせられました。
Everlaneはメッセージと透明性が素晴らしいサービスですね。今の時代はPost truthと誰かさんが言ってましたが、Factを開示して、その透明性で収益を上げる企業が今後増えて行きそうです。
今週、某社の研修で山田さんのお話を聞く機会があったけと、熱量と行動量と、とても魅力的な方でした。話聞いた人の多くがファンになってしまうんだろうなと。
この連載について
PICK ONEでは、月曜日から木曜日まで、それぞれ「テクノロジー・サイエンス」「ビジネス」「政治・経済」「キャリア」と、日替わりで4つのテーマを扱い、各分野のプロピッカーらが未来へつながる視点で読み解きます。
株式会社ニューズピックスは、ソーシャル経済ニュース「NewsPicks」を提供する会社。2015年4月に、株式会社ユーザベースより分社化。 ウィキペディア