【鳩山×高宮】世界に通用するコンテンツは、ここが違う
2017/11/14
グローバル化するコンテンツは25%
高宮 これまで日本のVC投資が転換期を迎えたという話をしてきたわけですが、私がむしろ鳩山さんに聞きたいのは、お得意のコンテンツビジネスについてです。
コンテンツはローカル性が高いと言われる一方で、たとえばハリウッドが巨大資本を投じて制作した大作が世界中でヒットするという方程式が成立しているように、映画の世界はわりと資本の力でフラットになっているところがあります。
プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
個人的にもコンテンツやメディアビジネスが好きで、その領域で多く投資をしているが、常に考えている問いは「どうしたらコンテンツやメディアがグローバルになるか?」だ。
鳩山さんは、サンリオのハローキティのIPのグローバル展開での立て直しやMr MenのM&A、Avexでのキャリアを通じて、コンテンツビジネスの最前線にいて、いつもコンテンツビジネスについては示唆深くて面白いことを言ってくれます。
コンテンツでもVCでも、日本と世界だとどうしても成功の物差しが違いすぎて、なかなか理解されにくい。1000億円を超える時価総額になる可能性のある会社に投資する基準と、100億円の時価総額になる可能性のある会社のそれと同じにならない。コンテンツも然り、50億円の売上を成功と呼ぶか、それも300億円の売上がないと失敗と呼ぶか。ハリウッドの大作なんかは、200億円の興行成績も掛ける予算にもよるが、失敗と呼ぶことが多い。違う物差しを皆、持っており、日本やアジアの成功も、世界の失敗と呼ばれることがあることも理解しておくと良いと思います。世界での成功、日本での失敗という逆も真なり。
"世界に数ある多種多様なカルチャーのうち、25%がグローバル化しているという示唆なのかもしれません。"
なるほど、確かに逆から見るとそういうファクトなのかもしれませんね。
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか