【新】2人の投資家が徹底解説。日米のベンチャーキャピタル最前線
NewsPicks編集部
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注目のコメント
HBS同級生の高宮さんとのはじめての対談です。巡り巡って日本のVCxシリコンバレーのVCと近い業界で遭遇することになりました。高宮さんには、普段から日本のVC業界で起こっていることやinsightをもらってます。私自身は、サンリオ退社後、大企業やエンターテインメントコンテンツのグローバル戦略だけでなく、日米のベンチャー業界の橋渡しをミッションに加えて、活動してます。
スタートアップの世界では、インターネットの成熟化とAI、VR、IoT、Blockchainなど新技術体系の勃興と転換点を迎えているのだが、VC業界も変化のタイミングを迎えている。
安東さんもご指摘の通り、スタートアップ側の資金需要としては、急速にパブリックエクイティ、バイアウト、VCの壁が溶けている。一方で、既存の前述のアセットクラスの分類はファンド運営者の背景にいる投資家の資産分類に応じた供給側の事情からの分類になっていて、新しいニーズ側にきれいには対応できていない。
VCは「Entrepreneur behind the Entrepreneur=起業家の後ろの起業家」とも言われるが、我々も起業家として自らの事業モデルも変革していかなくてはいけない。
と、ちょうどアジア最大のGP、LPのカンファレンスの登壇にきているタイミングで強く思う。米国比で日本のVC投資が件数で1/4なのは良いとして、金額が1/40以下なのは、産業の新陳代謝が進まない大きな一因だと思います。