世界で「クールジャパン」が苦戦する原因
コメント
注目のコメント
クールジャパンが苦戦するのは「マーケティング不在」だから。ずっと言われていることですが、それに尽きるんでしょうね。
どうだ!スゴイだろう?これが高品質な日本製品だぞ!!と言わんばかりの売り方は、トランプ大統領が「日本はアメリカの車を買わな過ぎる」ってイチャモンをつけているのと大差ないレベルなのかもしれませんね。うまく行かないところもあれば、一風堂みたいにうまくいくものもある。10戦10勝ではなく、1勝でもトータルがプラスならばOKなのがファンド。成功するためにはパートナー事業会社の本気とノウハウが必須だが、リスクを取らず内部留保を貯め込んでいる日本企業の背中を押す役割はおおいに果たしている。そしてそれはその企業の将来に繋がる。もちろん槍用はもっともっとくふうしないといけないけれど。ちなみにこの6月からクールジャパンファンドの社外取締役を務めております。
海外プロモーション、特に国策事業においては海外対象市場に精通していない日本主導によって発注者(政府)ウケ重視の企画を立案し、それを基に海外での実行部分だけを現地プロモーション業者に委託するケースがよく見られます 。
しかしこれでは単なる下請け立場の現地プロモーション業者としては、日本側から指示された業務をただ忠実に実行する事に注力するだけ。つまり現地人視点からのシビアな検証・提案がプロモーションプランに反映されず、日本が期待した効果があがらない結果となり易いです。
海外プロモーションを成功させるには日本・現地両国のプロモーションのエキスパートが言いたい事を言い合えるプロジェクトパートナーとして企画段階からお互いに意見をぶつけ合い徹底的に協議すべきです。
因みに10時間を超える喧々諤々の会議を過去何度か私は経験しました。毎回殆ど喧嘩でした。(笑)