半世紀ぶり減反廃止、コメ作りは変わるのか
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注目のコメント
NPはかなり重たい議論に切り込みましたね。
保護政策にするのか、経済農業とするのかの二択だと思います。
農水省は今回の政策で経済農業へと促したい意向じゃないかな。
それに県が「いやそれでは産地が」とクッション材になった感じかと。コメ政策は門外漢の野良ピッカーです 笑
経済農業にするのであれば、畑1枚300坪で12万円しか売り上げない米は非効率。ライスセンターやコンバインも含めれば、30ha(受託含む)が損益分岐のライン。1ha≒3000坪なので、どれだけ広大な面積が必要かわかります。
九州では、ライスセンター(乾燥機など)の建て替えに対して、歴史に名を残したいと考える年配者(→建て替え派)と、負の遺産を背負いたくないと考える若手(→抑制派)の鍔迫り合いもしばしば。結局は人の欲なんですよね。
また、見方を変えれば、水田活用(飼料米、麦、大豆等の戦略作物本格化)に3300億円の予算が組まれています。これに対しての投資対効果を可視化し、エコシステムの創造を加速させないといけません。「補助金出るから作ろう」では、手段が目的化され、長期的には過去の繰り返しと同じになります。
ちなみに、東京出身在住の方々、地方に行ってお米を食べたら、その甘さと美味しさに驚きます。「俺たちが日ごろ食べているのは本当にお米なのだろうか?」と。7年前の僕がそうでした。
その意識(そもそもの前提条件)が変わると、実は議論の方向性も少し変わりそうな気がしています。稲作農家です。
稲作、お米のことが、取り上げられることは、とてもありがたいことだと思います。
皆さんのコメントを興味深く読ませて頂いてます。
制度のことは、私にはどうにもならないことなので、
私は、私のできることをやるのみ、ということを、あらためて思いました。三大超過作付は千葉、新潟、茨城とのこと。新潟なんてブランド力が高くて偽装米があると聞いたことがありますが、需給バランスを全国でなく地域で見れば、消費地に近いがためやブランド力があるために売れるのなら、作って良さそうな気がしてしまいます。
米にはやはり特別な感情が浮かぶもの。主導が国から都道府県に移るようなので、その各地の取り組みのなかから、安心して作れる良い仕組みが出てくるといいと思いました。なんせ私の先入観のなかでは、農耕具の投資が大変そう。