野球少年激減。プロ野球ビジネスが成立しなくなる日

2017/11/6
2017年のプロ野球は史上最多の観客動員2513万9463人を記録、高校野球では早稲田実業の清宮幸太郎や広陵の中村奨成が大きな注目を浴びるなど、野球人気はうなぎのぼりだ。
それだけに、遠くない将来の野球界を揺るがす地盤沈下はほとんど目を向けられずにいる。
北海道日本ハムファイターズの大渕隆スカウトディレクターは金の卵を探して日本全国を巡る中、野球人口減少の惨状を見聞きしてきた。
「時代の流れとして、野球は淘汰されるんだなと感じています。ダイバーシティと言われる中、競技も多様化されて当然。それなのに、野球界では『巨人、大鵬、卵焼き』の流れがまだあると思っている人がいます。日本に野球があって当たり前だと思う感覚を早く捨て去らないといけない」
過去10年間のデータを見ると、小・中学生の野球離れは著しい。