ピラミッドに未知の巨大空間 名古屋大などの素粒子観測で判明、新たな遺物発見に期待
産経ニュース
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ミュオグラフィの原理は、基本的にはX線によるレントゲン写真と同じだ。ミュー粒子が宇宙からピラミッドにふりそそぐと、ピラミッドの内部の密度が低ければ透過して、高ければ散乱を受けて透過できない。すると、ピラミッドに入ったミュー粒子の数とピラミッドから出てきたミュー粒子の数に違いが出てくる。ピラミッドにふりそそぐミュー粒子の数と方向が分かり、ピラミッドから出てきたミュー粒子の数と方向が検出できるとピラミッドの内部(の密度)構造が分かる、という塩梅だ。素粒子物理学が考古学に生かされるのは興味深いが(対象がピラミッドなので娯楽性も高い)、この観測によって素粒子物理学に対するなんらかの新しい知見、フィードバックも得られるとベター。