来年進出。ユーザー体験をITでデザインするコワーキングスペースの可能性

2017/11/2
NewsPicksは、J-WAVE「STEP ONE」(毎週月~木 9:00~13:00)と連携した企画「PICK ONE」(毎週月~木 11:10~11:20)をスタートしました。
11月2日は、松本 勝(まつもと・まさる)さんが出演。
松本さんは、VISITS Technologies 代表として、人材業界における採用マーケティング・分析サービスなどを展開。また、大学生1、2年生向けのキャリア教育プラットフォーム「キャリア大学」を運営するNPOの理事長なども兼務されています。今日は「WeWorkが進める『職場×ジム』の一体化戦略」(NewsPicks編集部)を題材にWeworkが生み出す、新しいコミュニティについて、お話いただきました。
POINT 1:
企業価値2.3兆円、注目のベンチャー企業
2010年に米国・ニューヨークで誕生したWeWork(ウィワーク)。コワーキングスペース(共有オフィス)の運営会社で、世界56都市でサービスを展開している。2018年には、日本にも初上陸することが、ソフトバンクの巨額投資とともに発表され、話題となった。その企業価値は、2.3兆円ともいわれており、注目を集めるメガベンチャーだ。
「コワーキングスペースというと、みんなが共同利用できる職場、という感じでしょうか?」(サッシャさん)
「一見すると、単なるシェアオフィスですが、実はITベンチャーであり、デザイン会社でもあるんですよ。
WeWorkにはデータサイエンティストがいまして、会議室の利用実績などのユーザー行動を、すべてAIで分析しています。分析結果にもとづいて、快適で働きやすいオフィス環境をつくれるように、スペースのレイアウトや動線までもデザインしています。」(松本さん)
POINT 2:
体験をつうじて幸せを共有、ユーザーの居場所をつくる
「オフィススペースには、フィットネスジムもあるそうですね」(寺岡さん)
「ジムを設け、トレーニングとしてヨガのクラスを提供するのは、ユーザーの健康維持だけでない、深い意味があるといわれているんですよ。
私は脳神経科学を勉強中ですが、この分野では『同じスペースで同じ動きをすると、人間は人とのつながりを実感でき、幸せ気分が味わえる』といわれています。ただ、幸せな体験をしたときに、その感覚だけを記憶し、“なぜ良かったのか”という理由は忘れてしまう。それも脳の仕組みのせいです。
運動をつうじてユーザーに良い体験をしてもらい、サービス自体に魅力や愛着を感じてもらう。WeWorkは人の感情を科学的に理解し、体験をデザインすることで、ファンを増やしていこうとしているのです」(松本さん)
POINT 3:
WeWorkでの深いコミュニティが新しい価値を生み出す
「来年、ついに日本上陸するんですね。」(サッシャさん)
「私が申し込んだ六本木のWeWorkは、来年2月にオープン予定です。一般的なコアワーキングスペースよりも高額なのに、ほとんど枠が埋まっているのだとか。
私たち起業家は、スペースそのものの価値以上に、WeWorkというコミュニティに価値を感じています。例えば、ユーザーがトレーニングをしている時の心拍数などのデータをとれば、ヘルステックベンチャーがWeWorkと協業して、さらに新しい価値を生み出すかもしれない。ここから新しいものを生み出せるのではないかと期待しています」(松本さん)
今回のニュースをはじめとした松本さんのコメントは、ぜひ以下からチェックしてみてください。
11月6日は、博報堂ケトル代表の嶋 浩一郎さんが出演予定です。こちらもお楽しみください。

【番組概要】放送局: J-WAVE 81.3FM
番組タイトル: PICK ONE
ナビゲーター: サッシャ、寺岡歩美(sugar me)
放送日時: 毎週月~木曜日11:00~11:20(ワイドプログラム『STEP ONE』内)
番組WEBサイトはこちらをご覧ください