米ベインによるアサツーＤＫのＴＯＢ、英ＷＰＰが法的措置検討

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2017年11月02日

  下記が会社プレスリリース。資本・業務提携解消の通知ではあるが、WPPの通知の根拠はADKの記事にあるMSとのWPP株売却に備えたデリバティブ取引。また、提携解消の通知であって、WPPが少なくとも現在のTOB予定価格で売却するつもりはないだろう。一方でADKとしては、売却義務の履行を求めていくという方針とある。関係各所、色々な思惑が当たり前だがあろう。
  http://bit.ly/2zpKo32
• 田中 博文

  ジェイ・キャピタル・パートナーズ株式会社 Founder and CEO

  ・2017年11月03日

  読む限り、論点は3つ
  
  1.TOB価格の過少評価による反対
  2.強制売却権(Drag along right)の
  不存在確認、若しくは無効
  3.WPPとモルスタとの売却に
  伴うデリバティブ契約の協力義務の
  不存在確認、若しくは無効
  
  1.は価格の問題であり、法的闘争の論点は2.Drag along rightの有無であり、2が認められれば、3も付いて来る。
  
  TOB価格は安いなら、自分達は参加しなければ良いが、2と3はTOBが成立した時に、スクイーズアウトされる場合の予防線かと思われる。
  
  引用
  ＷＰＰは、東京地裁などに対して、アサツーＤＫによる提携解消は無効であることを確認する申し立てを行う方針。また、アサツーＤＫはＷＰＰに対して、同社の株式売却を要請したり強制したりする権利はないと主張している。
• Yamamoto Ryo

  公認会計士 × タイ

  ・2017年11月02日

  ADKはかなりの配当額を払っていたようですね。
  
  去年、一昨年黒字にもかかわららず利益剰余金が14年末422億から16年末162億まで減少してます。