中国BYDの純利益24%減…電動車両の販売減速 第3四半期決算
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中国のEVメーカーでは、補助金の削減による新車販売の影響が出てきています。
補助金は、2016年比20%の減額が今年から実施されています。2019年からはさらに同40%減となり、2021年以降は廃止される計画です。
補助金削減の影響により、2017年上期(1~6月)の新エネ車販売台数は前年同期比14.7%の伸びとなり、2016年の53.1%から鈍化しています。
このように市場全体は減速はしているものの、依然として拡大はしています。一方、BYDは23.9%の減益。消費者のBYD離れが起こっているという事でしょうか。BYDは確かに中国EV大手なんですが、売上構成を見ると55%がEV、38%が携帯電話部品(バッテリー含む)等、その他7%くらいと、EV以外も結構多いんですよね。
また、EVといっても、乗用車以外に商用車(バス等)も積極的に取り組んでいて、日本に本格展開するといった記事も最近ありました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22800680X21C17A0TJ2000/
販売減速の理由については記事の通りではあると思いますが、toCのEVメーカー以外の可能性ももった会社、と理解しておいた方が良いと思います。