タクシー免許の見直し検討 運転手不足に対応、警察庁
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注目のコメント
タクシーの運転手が足りないと言いながら、国交省と警察はタクシー業の枠組みの中でしか対策を考えないんですね・・・
知らない運転手が提供する自動車にいきなり乗るのは不安です。しかし、二種免許やら営業許可やらで政府がお墨付きを与えるタクシーなら、安心して乗ることが可能です。そういう社会インフラとしてタクシーの存在意義がありました。
ところがビッグデータとスマホの普及で見知らぬ運転手と顧客が互いの情報を共有し、政府のお墨付きがなくても安心してライドシェアすることができる環境が出来ました。タクシー代わる新たな社会インフラとして登場したのがライドシェア。
Uberがあっという間に時価総額6兆円になったかと思ったら中国で滴滴出行が凌駕するなど、世界の国々ではシェアリングエコノミーが花盛り。ところが我が国では、タクシー業界の反対で未だにライドシェアは白タクと呼ばれて導入が進みません。国交省も警察も、タクシー業界が新しい社会インフラに駆逐されることは望まない。第4次産業革命の中で生まれた新しい社会インフラが、既存の社会インフラであるタクシーに拒まれて進まない構図です。
一事が万事、既存の社会インフラの枠組み内にとどまって対策を考えていると、我が国はAIやビッグデータが齎す世界の変化に立ち遅れていきますよ・・・ ( 一一)今朝のDidiの件との関連で理解すべきニュースだと考えます。
https://newspicks.com/news/2591304?ref=user_130194
行政はタクシーの運転手を増やすことでタクシーの供給を増やしつつ、タクシー業界と配車アプリを融合させるというシナリオを考えているのでしょうか。
これはこれとして、オリンピックの頃には白タクもそうですが、地方から東京にドライバーが集まると思います。結局問題になるのは地方のドライバー不足。これを解決するにはこのような規制緩和を地方でも徹底することに加えて、病院を起点した高齢者のための配車ネットワークを作るのが良さそうです。