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なるほど、これは面白い。もしかしたら、足し算の時代と引き算の時代は交互に訪れるのではないか。現代は、画一的な高度経済成長(弥生的)の時代が終わり、近年のポップな時代(縄文的)が訪れているということかもしれない。

蛇足だが、京都国立博物館の国宝展では縄文土器が展示されている。これは現代アートだ、とそのまま展示されてもなるほど、と思うくらい魅力的な作品だった。
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西田正規著「人類史の中の定住革命」によれば、縄文時代に初めて定住生活を始めた人々は、「暇」になって自らの想像力や世界観を土器や装飾品に投入したために、あの様な派手な装飾となったという。

弥生時代の「引き算」のデザインはより実用性が重視されていると言えるが、それは旧石器時代の実用性重視の道具に戻ったとも言える。おそらく、農耕の為にコミュニティが強固に組織化され、道具は文字通り「道具化」したのだろう。多くの人は暇ではなくなった。

人間がどのような「美」を求めるのかは、それぞれの人の心の持ちようで変わる。どちらが良いとかいう問題でもない。
土器の話は比喩で、これは人間の多様性の話ですね。
美意識なんかそもそも統一化できるものではないです。誰かの「美」なんて誰かにとって「無関心」でしかないものはたくさんある。
そうでなくても、様式美か何かわからないけど、集団の人間の意識も価値観も統一・標準化する流れはまだまだ止まらない。ちっとも多様性なんかじゃない現実があります。
縄文時代は土器に縄の模様がついているからつけられた名前。
弥生時代は土器に・・・・あれ?って思いませんか?
これは、東大本郷キャンパスすぐ近くの弥生町で初めて発掘されたことからつけられた名前です。
千代田線根津駅から東大方面に坂を登りきったところには弥生式土器出土の記念碑もひっそりと建っています。
「弥生式」なのか「弥生」なのかで年がバレてしまうのも一興。
縄文VS弥生、論争的な視点、私は好きです!
太古の昔に思考の源流を求めてみるのもいいと思うのです。