中国配車アプリ「滴滴」、来春にも日本でサービス
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Didiは第一交通とタクシー協会にご挨拶にいらっしゃいました。「Uberの二の舞になりたくない。白タクは絶対にやらない。」と。第一交通は福岡ですから、SBとは地元のお付き合い。「来春」というのは私が伺っていたのよりちょっと遅めですね。
中国系の白タク、これはライドシェアでもなく本当の白タクなのですが、これが現在はびこってまして、手を焼いています。違法なので勿論取り締まる必要があるのですが、同時に、多言語対応タブレットを東京の3万台に設置する計画(銀聯、WeChatPay, AliPay対応)ですし、外国の方がタクシー乗務員になりやすい国際業務ビザの緩和(今だと「単純労働」と見なされ対象外)を国交省の後押しで進めています。
タクシーの配車でいる限り合法ですので、日本のモビリティ向上、特にインバウンドの方(25%を占める中国・8%を占める香港)には朗報です。
<追記>
桃田さんおっしゃる通り、タクシーはローカルなものですから、日本人のみなさまにはぜひローカルなアプリをご利用頂きたいものです。利便性はいずれ追いつきます(Uberはシリコンバレーの金余り・Didiは鎖国政策による独占的利益を背景にパワーゲーム)。交通データは一度海外に渡したら、戻すことはできません。自動運転時代にローカルなモビリティのデータが全部アメリカ・中国では、国家安全保障にも関わります。そこまで行かなくても、日本における税金・社会保険の面からも、ローカルが頑張るべき分野と思います、航空はJAL/ANA、鉄道はJR・私鉄、地域公共交通であるバス・タクシーも日本企業が理想。
「全国タクシー」アプリも頑張ります!日本人は元より、来日する中国人観光客向けに見えます。グループ旅行ではあまりタクシーを使うこともないかもしれませんが、個人旅行が増えれば需要もそれに比例して増えそうです。
アプリは既にスマホに入っていて、中国で使っていたものをそのまま日本で使えるようになれば非常に便利。新しいアプリを入れる必要もない。Uberよりもよほど脅威的なサービスですね。
小宮山さんのご意見に非常に近いのですが、記事のディディは恐らくまずは中国人向けとしてサービスを進める気がしています。(Uberすら本土では負けて買収されており、中国人はみんな使うサービス)
また、他の方の「配車サービスが育っていない」というのは誤解があり、彼らは解禁とかそういう問題はあまり気にしていません。というのも、すでに中華系のツアー代行アプリはすでに猛烈な勢いで流行っており、銀座や六本木の街から北海道や沖縄のリゾートまでメイン通りを歩けばすぐにわかりますが、そこら中で白タクツアーが横行しています。でかいバンから中国人がたくさん出てきたら、十中八九それです。
見た目で簡単に分かるのに、取り締まりが難しい問題がいくつもあります。
1. 中国人観光客が自国内にいるうちに、自国内のアプリで、日本に住む中国人(運転手)の中国人の中国の銀行口座に支払いを済ませている。つまりキャッシュフローは全て中国国内です。
2. そのため、日本政府は一切資金の流れにタッチできないし、追えない。
3. 白タクなのか、単に友だちを訪問しているのかこっちから見て判別できない。
※脅かされているのは、日本にあるランドオペレーション企業。LOとは、バス手配とか、タクシー手配とか、ツアーガイド手配する会社。
※ちなみに民泊も要するに同じようなことが起きてます。
世界中に中国人観光客は溢れているからこそ流行る、新しいサービスアプリの形と考えています。(中国人だけで年間1.2億人が出国している) 日本人が日本人向けに同じモデルやってもマーケットサイズは厳しいので、理解しづらいモデルと言えます。
中国は、ただでは海外消費額を増やさせてくれないのでした。
※一部分かりづらい誤字のみ修正をしました。