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コメント
注目のコメント
誰に取材しても、徹底的に口が堅いことで知られるアマゾン。そんな中で、イケメンのファレルさんは、ギリギリのレベルで、その戦略や裏の狙いを言外に匂わせてくれる貴重な方です(笑)。もちろん核心は教えてくれませんが…。
ただ、アマゾンが「顧客のためにベストなモノを提供する」と繰り返すのは一見建て前にも聞こえますが、しがらみだらけのテレビ・芸能界の取材をした後だと、そのシンプルさな価値判断基準こそがキーなのかもしれない、と。
日本では、ジャニーズの戦略もあって、テレビ局のドラマなどがなかなかネット側に出てこない時期が長らく続き、定額配信といえば、海外の人気ドラマがメインでした。ですが、アマゾンでの話を聴くと、やはりブレイクスルーは日本ローカルの、オリジナルコンテンツが肝なのだと改めて痛感しました。その攻めぶりは、予想以上でした。
それに芸人から制作舞台まで、徹底投入した吉本興業の攻めの姿勢はすごく面白いですが、インタビューでも語られる、松本人志さんのネットでの作品作りへの徹底ぶりなどは、さらに興味を惹かされました。ドキュメンタルは、やはりテレビで見なくなった、キワキワの緊張感と笑いの往復がすごいので…。
ライバルのネットフリックスは、米国のドラマは死ぬほどレベルが高いですが、日本のオリジナルで、どれだけブレイクスルーが出るのか。有料ではないですが、ホンネテレビ以降のアベマTVがどうなっていくのかも含め、芸能界の今後の動きとともに、注目したいことだらけです。AmazonもNetflixもコンテンツに大金を投じ、世界に配信し、テレビ局を巡るしがらみや忖度からコンテンツを解放する点で、制作者から見ればこの上なく魅力的。しかも吉本興業を「お笑い芸人」の集団としてではなく、原作や企画を打ち出す多様な才能の宝庫として正しく認識しています。これを日本の通信会社が10年前にやっていたら・・と思います。
ジャニーズと吉本興業という日本の2大芸能事務所は、新しいプラットフォームへの対応力の差で数年後にはとてつもない大きな差が出来ていそう。看板タレントをドンドン投じている吉本は凄い