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注目のコメント
全体的に如何にジャニーズが横暴で酷いか、というトーンですが、読めば読むほど、一つの企業体として経営努力しているし、立場が強いものとして合理的な交渉をしているように見えました。
むしろ、そこに「依存」しているテレビ局と、そのテレビ局の放送波が国に与えられた寡占的特権的地位であること自体が問題で、事務所の戦略としてそこが牛耳れるなら牛耳った方が利益も取れるし合理的。ある意味、中国共産党の政策も立場からすれば合理的と思えるのと同じ感想を持ちました
Zero to oneでもあるように競争すべきでない、市場は独占すべし、という絶対のセオリーはスタートアップだと賞賛されるあたり、人の見方って面白いですね。問題の根本は、規制に守られた既得権益産業である点と、過去20年言われ続けた「放送から通信へ」のパラダイムシフトのいよいよ最終章に入ったという見立てでしょう。
放送法による電波利権を独占するテレビ放送の、産業としての劣化は経営人事や長期の業績低迷、時価総額下落を見て明白です。
そこに、放送法枠外のインターネット通信によるニコ動やAbemaの意義があります。
米国ではネットフリックス、Huluらの通信型が主流派になりつつあり、フェイスブックも自社コンテンツ制作の準備をしています。
世界的に、通信型コンテンツ消費へのシフトによる、電波放送の黄金時代の終焉が秒読み段階だと思います。ただただ一点、私がこの原稿で言いたいのは、古いしきたりに泣いている才能たちがテレビ局には山ほどあるということです。この特集の第一話で、アベマTVでキレキレの企画を生んでいるのが、実はテレ朝出身の若い担当者らだという話を書きました。
もはやテレビの黄金時代を味わってきた方々に、このテレビと芸能事務所の長年にわたる構造問題を抜本的に解決することは難しいのだろうなと思います。
私も新聞や雑誌からインターネットメディアの世界にきた者の一人ですが、テレビの世界からも、そうした人材流動が起きたら面白いなと思います。でも給料がとても良いから、やはり嫁ブロックやしがらみで、進まないものでしょうか。今後の推移に注目したいと思います。
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