【独白】ラオックス社長が語る、日本の「ガラパゴス芸能界」の果て

2017/11/2

多くの芸能人は「失職」する

元SMAP3人が所属し、敏腕マネージャーだった飯島三智氏が代表を務める芸能事務所「CULEN」。この事務所設立に深く関わっているのが、大手総合免税店のラオックスだ。なぜラオックスは、3人の独立を支援したのか。NewsPicks編集部は、独立騒動のキーマンと言われているラオックスの羅怡文社長を直撃。インタビューで支援の目的や芸能界の問題点を語ってもらった。
──ちょうど本日(2017年11月2日)の夜9時から、AbemaTVで元SMAPのメンバーが出演する「72時間ホンネテレビ」がスタートします。羅社長は、彼らの新たな挑戦についてどう評価していますか。
僕は彼らの新しい挑戦を、好意的に評価しています。
ジャニーズという、力のあるプロダクションから離脱して、もう1回再チャレンジするという気迫がすごい。大体の人が、プロダクションを出ると仕事を失ってしまいますからね。
もう一つ、やっぱりインターネットという表現方法にチャレンジするというのは、結果は問わずに、僕は評価すべきポイントだと思います。
古い芸能界も、いろいろと新たな取り組みに挑戦して、変わっていくべきですよ。