【髙島郁夫】運動習慣によって「兆し」をとらえる感度が磨かれる
NewsPicks編集部
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運動を日常的な習慣にしている人は、そうでない人とくらべて毛細血管の長さが2-3倍違うそうです。
2-3割じゃなくて2-3倍ですよ。ということは、それだけ脳を含めた身体に送り込まれる酸素量が多くなるわけで、仕事で使う思考力もそれを支える体力も集中力・持続力に支えられる感性も磨かれるような気がします。少し踏み込んで言うと、「兆し (=異変)」察知力を身につく運動習慣のポイントは、
①定期的に行うこと(なるべく毎日)
②軽く負荷がかかること
要は、「兆し」をあぶりだせて、それに気付きやすくなれば良い。そのためには、毎日の比較をし、相違点を見つけやすいようにすること。
運動はそれがやりやすい。走っていて、何か身体にいつもと違う部分があれば、前日飲み過ぎや睡眠不足であれば、呼吸がすぐ乱れたり、疲労がたまっていれば、足に違和感が来たりする。
イチローさんが毎日同じルーティーンでウォーミングアップを繰り返しているのも、今日の身体のコンディションを把握し、それを元に「ベスト」の状態の自分に試合前の練習に近づけていくため。
人間、ベストの状態でいられる時間の方が確実に短い。そんな中どう最善を尽くせるか。「続けること」の大事さを再確認することができました。スマート・ライフの連載「エグゼクティブの健康習慣。」、Francfranc社長・髙島郁夫さんの最終回です。「運動習慣が経営の助けになっている」「ちょっとした『兆し』をとらえる感度が磨かれた」そうです。