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日立が営業益予想を上方修正、半導体製造装置や建設機械など好調

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    証券アナリスト

    日立(6501)がQ2累計(4-9月期)決算を発表しました。日立は事業ポートフォリオの集中と選択を進めていますが、選択した事業セグメントのほとんどにうまく追い風が吹き、さらに減価償却費も減少したことから、売上収益は対前年同期比+1%増ながら調整後営業利益は同+30%増、親会社株主に帰属する四半期利益は同+42%増となりました。特に建設機械、情報・通信システム、社会・産業システム、電子装置・システムが利益を牽引しています。

    通期の見通しに関しては、下期に予定していた日立国際電気の譲渡が期ズレになるという想定変更を反映し、調整後営業利益のみ上方修正されました。会社計画である2桁増益、3期ぶりの調整後営業増益になるのか、注目されそうです。


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