シェアサイクルが、郊外都市のデザインを変える
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注目のコメント
編集部の方より、自治体の方々の立場を理解し、まちづくりや観光の引き出しを持ち、さらに民間企業の目線を持つ、生息数の少ないひな壇芸人としてお声がけいただき、登場しました!笑
今振り返って思うと、中国のシェアリングサイクルは圧倒的なインフラですが、みそのの取り組み自体は「コミニティ」だなぁと思います。それは同じシェアリングサイクルでも全然別物です。地域住民に対しての利便性の定義を捉え直し、徹底的にコミニティとして振り切って、シェアリングサイクルをどう活用するのかを考えていっても、議論としては面白かったかもしれません。
例えば、ご近所さんを代表してお買い物に行く際に使える、荷台がめっちゃおっきい自転車とか、近所の子どもの保育園のお見送りの時に使える3人まで乗れる自転車とか。インフラとしてのアプローチではなく、コミニティとしてのアプローチにも活路があるのかなと思ったりしました。そして、言葉が明確にあったわけではありませんが、岡本さん、有山さんのまちづくりの思考の根本はコミニティにあったと感じました。シェアサイクルは今後人々の移動手段を大きく変えると思います。
現在溜池山王オフィスですが、六本木に行くためには、溜池山王→青山一丁目→六本木、と地図上ではとても奇妙なルートを通ります。自転車だと、六本木通りをまっすぐ行って10分です。
このような例は都心にいると多々あるでしょう。麻布十番→広尾、神谷町→新橋・・・線は違えどもすぐ隣です。先日、取材で行ったパリで乗り捨て可能なシェアサイクルに1日乗ってみましたが、車両の整備状態がよくなく、ゴツゴツした石畳の道を走るのは結構しんどい体験でした。「生活の足」として馴染むためには整備がホントに重要だと思います。