Appleが開発中の自動運転システム、車種を問わずに後付け可能か?
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制御系とのコネクションが必要なのに、後付けというのは現実的なのでしょうか。"競合となりうる"クルマメーカーへの情報流出を避けるために疎結合にしておいて交渉中のマクラーレンとの話が妥結に近づけば一気に密結合化する方向でしょうか。何れにせよ気になりますね。
自動運転システムは、従来の開発とは異なり、進行中の技術開発をすみやかに国際標準へと取り込んでいくこと、そのための協調体制構築が求められています。一方で、メーカー側の技術開発は早い。このようなパッケージ化の事例は、システムが最低限担保すべき品質基準をどことするか、どこからを車種側、メーカー独自の仕様とするかなどを今後議論していく際にも、焦点となりそうです。
【参考】
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20170530/roadmap.pdf
http://www.jasic.org/j/06_archive/report29/pdf/sympo6.pdf
http://www.cybernet.co.jp/event/mbdchubu2016/documents/pdf/am02.pdf公道でのテスト結果の良否に関わらず、一般への販売は無いと思います。Appleは最初より最高を目指すと、よくコメントしていますが、自動運転車にとっての最高は事故を起こさない事。デザインやUI、UXが最高でも、事故を起こす様な自動運転車は最高ではありません。事故時の映像も残り、言い訳も通用しない。Appleの過失で事故となれば、スマートフォンやARグラスの販売にも少なからず影響がある。
テスラは批判は多いが、様々なリスクはありつつも、思いきり踏み込み自動運転の実現に向けて突き進んでいる。ティム・クックCEOにそれだけの覚悟があるか。自動運転の知見を得る事と、周辺ビジネスのアイデア、技術的な検証がテストの主な目的でしょう。