フェイスブックVS中国勢。21世紀版「アフリカ分割競争」
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アフリカのユーザは、Facebookのアカウントくらいはもっていても、ログイン頻度は低いように思います。毎日ログインする人は一部といった印象。一方で本当に使われてプラットフォームになっているのは、同じFacebookでもWhatsappの方かと思います。また、南アはWechatだったりエチオピアはLinkedinが強かったり、国によっても違いはあります。
あと、どこの国でもFacebook社やgoogleや中国企業が主導権争いしていると思うので、ことさらアフリカだけに対して植民地主義を彷彿したりしなくてもいいと思いますね。アフリカだけではなくインドや東南アジア含め全地域でこの競争は繰り広げられています。最後に記載のある軽量化と貧困層向けインフラ情報提供を目的としたフリーベーシックも同様です。そもそもエアテルはインドトップの通信キャリアです。
ただし、フリーベーシックは非常に毀誉褒貶入り交じる大論争となっています。批判するほうの理屈は、経済格差を利用して無料アクセスという飴をばらまく事でフェイスブックはユーザ獲得をしているのはアンフェアだ、という理屈です。対するフェイスブックは、だったら彼らはこのままネットそのものにアクセスできずにデジタルデバイドのままのほうがいいのか、どちらがヒューマニズムなのか、と言った具合で反論しています。"個人情報保護をめぐる世界的な流れを考えると、法律はヨーロッパの味方だ。"
ヨーロッパの企業スマホのサイト訪問する際、必ず上部にcookieによるデータ取得の同意が現れる。日米は基本的に勝手に取得し利用します。
cookieは閲覧履歴に応じた表示などもともとユーザーの利便性を高めるために使われている技術ですが、広告表示のためにも使われ、今では世界的な広告ビジネスにおけるデータ交換のデファクトスタンダードになっています。
こういったところからもデータの取得とその利用方法のユーザー同意の取り方の思想の違いを感じます。