日産 問題発覚後も４工場で不適切な検査 全工場で出荷停止へ

コメント

注目のコメント

• 中西 孝樹

  ナカニシ自動車産業リサーチ 代表

  ・2017年10月20日

  「何故」という単純な疑問が解けない不思議な不祥事。会見では「係長と課長のコミュニケーションの問題」も含まれると西川CEOはコメント。これって？組合と非組合？ホワイトとブルー？根っこの深さを感じさせる意味深な内容。
• 四方 藤治

  M&Aイノベーション・コンサルティング代表 博士(法学)

  ・2017年10月19日

  内部監査と各管理部門は、全社一斉点検をはじめよ。同時に、現場を信頼して、内部通報を奨励せよ。
  
  業務基準とその遵守を再度点検し、やり過ぎと言われてもよいから徹底的にやった方がよい。他にもある。迅速な経営判断は絶対的に優れているというコンセプトは間違いだった。
  
  小賢しく、一見もっともらしい業務の効率性とかを言う評論家は取り敢えず無視すればよい。
  
  運用を変えるには、まず基準からだ。
  
  思えば、基準である憲法を変える前に運用状態を変えてしまった解釈改憲も同じ過ちだ。
  
  一旦定められた基準を変える手続きは、定める手続きよりも難しくしておかなれければならず、基準は安直に定めてはいけない。
  
  追記
  国内６拠点が明示されていない（なぜ？）が、おそらく、日産自動車の栃木、追浜、九州の３工場と日産車体、日産車体九州の計2工場、そしてオートワークス京都の、合計６工場だろう。横浜、いわき両工場や愛知機械、日産工機のエンジン工場は、車両生産をしておらず、車両の完成検査とは無関係だろう。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2017年10月19日

  6工場ということは、栃木・追浜の日産本体の完成車工場に加えて、いわき・横浜のエンジン工場、記事で言及がある日産車体工場と日産九州工場も止めるということ。エンジン工場は完成車工場が止まるのでそもそも動かしてもしょうがないと思うが…
  http://www.nissan-global.com/JP/PLANT/
  
  昨年実績で、日産の国内生産は95万台、グローバル生産の556万台の20％弱（ちなみに合弁である中国を除くとグローバル生産台数は424万台）。国内からの輸出台数は56万台で国内生産の過半。特に栃木工場でインフィニティなどを作っているので、そこらへんが単価的にも影響が気になるところ。