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単月で見ると、貿易黒字はやや予想を上振れましたが、エコノミストが最も注目するのは、貿易統計を基に推計される7-9月期GDPの外需寄与です。今回の結果に基づけば、この7-9月期の外需寄与は前期比年率で経済成長率を+1%ポイント以上押し上げそうです。ただ、一方で7-9月期は個人消費とかが弱そうですので、経済成長率全体で見ても年率換算で1%台が今のところ予想されます。
もう少し強い輸出の伸びを期待していたのですが、残念ながらぱっとしない結果となりました。米国向けの輸出数量は伸びていますが、アジア向けが横ばい、EU向けが弱含み。今年に入ってからは、輸出の勢いが消えています。
9月の貿易統計。
表面の数字は順調だが、輸出の季節調整済み対前月比は▲3.5%ほどのマイナスとなっている。輸出は3〜6月が低調で、そこから7〜8月の2か月ほど持ち直していたが、その動きが一服する結果となった。単なる調整局面だとは思うが…。