一流の靴職人と若きCEOが語る「価値の本質」を見極める力
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ビスポーク靴職人の福田洋平さんとの対談を掲載頂きました。
福田さんはアートと呼んでも過言ではないほど美しい靴を作る方で、オーダーは現在2年待ち、その半分以上が海外から、という稀有な職人です。
https://www.instagram.com/yoheifukudashoemaker/
物事の本質や価値を感じる力を鍛えることは長年の個人的テーマなのですが、福田さんは靴に関するそれが半端なく凄い。注文靴は単に足の形に合わせて作るとカッコ悪くなります。しかしデザイン優先で作ると履き心地が悪くなる。しかも注文靴は20-40年と履き続けるものなので、今の時代だけしか通用しない美しさでは駄目だし、高い耐久性も必要。
そんな相反する要素を高次元で両立する、普遍的な美を見極める目、イメージを実現する技術、そしてその背景にある深い知識・・・いつも勉強させて頂いています。
そんな福田さんが「世界一の既成靴」をつくり、世界中の靴を愛する人たちに届けたいとのこと。そうすることで、世界における日本製の靴に対するイメージを変え、衰退が続く日本の靴業界をなんとかしたい、と。
美しい靴を生み出す高い技術や知識だけではなく、最初から世界を見据える視座の高さに共感し、「ミニット職人インキュベーションプログラム」の第一弾としてお手伝いさせて頂くことになりました。
今後は更なる展開として、福田さんをアドバイザーに据えた「世界一のハイエンド靴修理サービス」を開始する予定ですので是非ご期待ください!!
ちなみに対談場所のKEISUKE MATSUSHIMAの松嶋さんは地元福岡の中学の先輩、そして住んでいた団地も同じ(笑)ということで、色んな意味で印象深い対談となりました。新しいビジネスの種や、キャリアの転機になるようなきっかけは、特別な「出会い」から始まるはず。思い入れの深い店で、特別な相手とフランクに語り合ってもらう新シリーズ「会食対談」連載をスタートします。第1回はミスターミニット迫氏と、日本一のビスポーク靴職人・福田氏との会食です!
靴は人間と大地のインターフェース。第2の心臓と呼ばれることを考えると大地と命のインターフェースとも言えるかもしれません。一流の職人が膨大な時間をかけて作り上げる靴に今一度、注目してみてはいかがでしょうか。