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あ、一回目は私から楠木さん、読者の方への説明がおおくてみなさん待望の楠木さん節がすくないですが、二回目以降 あーーなる程という楠木さんパースペクティブが展開されます
モチベーション革命のはじめにを無料公開してますのでご興味ある方は是非
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「若者の〇〇離れ」や、保有からシェアへ、という消費の性向は明らかに、モノがなくモノにあこがれがあった世代とのギャップ。
その意味で、今回の記事ではなぜか「ファミレス」と書かれていて意味が伝わりにくい(そして、楠木先生の理解が逆で間違っているように見えますが)ですが、最もキャッチ―だと思ったのは「サイゼリアのワインで十分だ」というフレーズでした。
この持続的幸福の5の要素で考えると、確かに「達成」と「快楽」が前世代より弱いと感じますが、一方で「人間関係」と「意味合い」が意識として非常に強いと感じてます。
だから、究極みんないい子。『仲間共に、社会に対して価値を提供したい』という思いをみんな持ってる。だから面接の見極めのポイントは、この世代の中でも5要素で言うところの「達成」と「没頭」を持ってるかどうかで判断しています。また、入社後もここを支えるのが目標設定とフィードバックです。
かくゆう私もミレニアル世代ですけどね。笑
この発想がないと、仕事は堪えるものだと思っている、特に50歳以上の「ないものがない世代」はマネジメントで苦労するでしょう。
「会社に雇ってもらった」「食いぶちを会社が払ってやっている」なんて発想は通用しないから。
生存(食いぶち)、帰属や集団(仲間や会社)の欲求が満たされると、人間心理は個人の欲求(自己実現)を求め出す。
「ないものがあった世代」は「ないものがない世代」に比べて、満たされている分、個人の欲求に忠実。
当然より個人主義だから、その価値観で「自分が好きか嫌いか」「自分が何をしたいか」が大きな比重を占める。
とはいえ、世代間ギャップはいつの時代にもあったもの。
高度成長時代に育った今の50代の人間も、若い頃は団塊の世代から「あいつらはよくわからない」と言われていた。
必要な事は、自分が別の価値観、価値観の違う人達を理解する努力をする事。
戦後社会は男性的な突破力や社畜力がまさしく軍隊的な戦力を高め日本経済をけん引した、その時代は昭和平成とともに明確に終了。
これからは「些細な変化を楽しむ」「同じ話をなんども楽しそうにする」「互いのいいところを称えあう」といった女性的コミュ力が幸福度を分けていくように思います。
市民農園でのお年寄り同士の会話もたのしんでいるひとほどそういう感じです。そしてその感覚がどんどん低年齢層に浸透しているのを「大学農業サークル」の広がりを見ていると感じます。
しかし一方で若年貧困は拡大しているわけで「突破してやろう」という渇望的エネルギーも再生産されているはず。
モチベーション高くガツガツやりたい人は日本から出ていった方が楽しいだろうなと思います。
日本社会としてはそういう人材を「帰ってこなくてもいいから存分にやってきてください」とどんどん送り出し、一部は帰ってきて新たな日本を築くという流れがいいのではないでしょうか。
記事の中にもありますが、「没頭」すること。
モチベーションと言われているものを上げるためには、没頭することに集中することがポイントかなと考えています。
▼没頭状態になるためのポイント
・報酬は一旦無視する
・時間は一旦無視する
・希少価値の高いアウトプットを出すことに集中する
外的要因は排除して、自分と向き合って出すアウトプットを増やすと、仕事は面白くなるという法則があると思います。
そのなかで好き嫌いはとても重要。ただ、好き嫌いを追求するためには、社会レベルだけでなく個々人のレベルで達成も必要なのではないかとも思うし、それは好き嫌いが違うほかの人(世代ギャップも含む)と対峙することも、時に必要となる。
その意味で、好きだから頑張れるという側面が強くなっていて、好き嫌いの強度が重要なのではないかと思っている。
フワっと好きなのか、好きでたまらないのか。なんとなく嫌いなのか、嫌いでしょうがないのか。好きでたまらないものを追及したり、嫌いでしょうがないものを変えていくほうが、強度が強い。
それによると、学生たちからは、持続的幸福感を得るために必要なこと、また、自身たちをドライブしているものが「安心・安全」という意見が圧倒的でした。
平和で、清潔で、何の不自由もない環境に生まれ育ったと思われる彼ら・彼女たちの回答として驚きました。
核家族化、個人主義といわれ、自分の好きなこと、好きなコミュニティに帰属意識や存在意識を見出して、幸福感を醸成していたと思っていたのですが、その希求だけでは、満たされないものがあるというのは考えさせられます。
かつてのような、大いなる渇望を抱ける状況のほうが、少しの前進で、成功感や達成感から、幸福感を感じやすかったのかもしれません。