#予約も買い物も アマゾンを超える「インスタ経済圏」構想の全てを語ろう

2017/10/26
「インスタグラムで検索」が今、当たり前になりつつある。
特に若い世代の間では「インスタで飲食店を検索する」「インスタで欲しい服を探して、メルカリで買う」など、インスタでの検索を起点とした消費行動が加速しているという。
ただ、これまでのインスタは、おいしそうな料理やおしゃれな洋服といった「消費のインスピレーション」を生む場ではあっても、消費者が行動に移す際は、インスタの「外」に出るしかなかった。
人々は、インスタで興味を持った料理や洋服を、別のウェブサイトや店舗で探して消費をしていたわけだ。
ところが2016年11月、インスタはついにその「最終消費」まで取り込み、インスタ上で全てが完結する「一大経済圏」構想をぶちあげた。本国アメリカでは2017年3月から「買い物」機能を搭載するサービスを本格的に開始。インスタの写真から直接、簡単に商品の購入ができるという。
それだけではない。レストランや美容院の「予約」が直接とれる機能など、様々な消費機能の開発と実証実験を、虎視眈々を進めているのだ。
そこでNewsPicks編集部は、これらを統括するビジネス部門責任者のジム・スクワイヤーズ氏を直撃。インスタは、アマゾンをもしのぐ存在となりうるか。驚異の「インスタ経済圏」構想の全貌を聞いた。