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「世界で最も完璧に近い投票制度」オーストラリアの難解すぎる選挙

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    参議院議員(東京都選出) ブロガー

    かつて私も著作で「選挙とは、誰かを選ぶと同時に、誰かを選ばないことでもある」と書いたことがありますが、ある意味でそれを実践しているオーストラリアの選挙制度。

    「こいつだけはダメ!!」

    という想いも、立派な投票の動機ですからね。しかし、比例投票がこんなにも複雑とは知らなかった…!


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    弁護士(スマートニュース株式会社/法律事務所ZeLo/NPO法人Mielka)

    民意を反映させる手法として、単純多数決はもはや時代遅れであることは確かです。個人的にはボルダ方式、すなわちオーストラリアが取っている手法に近い、候補者にランク付けをして傾斜配点を加える方式を採用すべきだと考えます。(たとえば3人の候補者から1人の勝者を決める場合に、1人だけに投票するのではなく、3人を1位〜3位とランク付け投票し、1位に3点、2位に2点、1位に1点加点して、合計点で競う方式です。記事内IRV方式もその形式に近い)

    逆に対立軸として述べられるコンドルセ方式は、候補者の優劣を順位で決めた上で、各候補者を1対1で対決させたときにすべてに勝つ候補者を当選者とし、このような勝者が現れない場合でもより多くの候補に相対的に勝った候補者を当選とするものです。が、これは実際やってみると、案外民意とかけ離れた結果になることも多いのです。

    ただ、より根本的な話をすれば、民主主義の実行には、民意の効果的な「集約」と「反映」が求められます。
    単純多数決は、民意の「反映」においては最悪な方法であり、社会的選択理論を分かりやすく説かれている坂井豊貴先生も「多数決は疑え」とおっしゃっています。
    しかし、単純多数決は、民意を「集約」し、実行する速さの点では非常に効果的な手法であることも確かです。死票が少ないことはすなわち,多様な意見が反映される結果,合意形成に時間がかかるということ。
    民意を反映させるということは、それだけ政治家の裁量を奪うわけですから、臨機応変、迅速な対応、政治家の自由裁量の解決が望まれにくいことになります。

    要は国民がどの程度政治家に裁量を許し、実行力と民意の反映を望むのかにかかるのでしょう。


  • M&Aイノベーション・コンサルティング代表 博士(法学)

    ドイツのヴァイマール憲法下の国会議員選挙制度は、三段階の比例区選挙で。死票が少なく、獲得票数と獲得議席数が近似するよくできた制度だった。

    日本の現在の選挙制度より民主的かもしれない。

    もっとも、憲法上の大統領緊急命令が国会の縛りを無意味にし、ナチス政権の暴力的違法行為による定足数のねじまげや選挙妨害、そして、一部政党の裏切りによってナチスの暴走を許してしまった。

    国家の制度は国民による不断の監視がないとすべからく腐敗する。

    追記
    社会的選択理論として研究蓄積があり、スコアリングルールが有効であることはよく知られている。

    追記
    多数決と社会的選択理論の関係についての新書版の手軽な入門書として、坂井豊喜『多数決を疑う 社会的選択理論とは何か』(岩波書店、2015)。

    ヴァイマル憲法下でのドイツの国会選挙制度については、池田浩士『ヴァイマル憲法とヒトラー』(岩波書店、2015)29~31頁あたりを参考。


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