ソニー・ヤフー・日本電産、ステージチェンジには人を「替える」
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注目のコメント
非連続なことをやろうとすると、絶対に人材が重要。と村上さんはおっしゃっています。僕は経営コンサルタントとして、今の企業に必要なのは非連続的な変化を起こせる経営としつこく言い続けているのですが、その役割を担うべきなのがCDO(Chief Digital Officer)だと思ってるんです。デジタルをテクノロジーやインターネットとか狭い範囲で狭めるのではなく、デジタルをイノベーションと捉え、非連続的な変化を想像し実現していく人財。この記事で議論されている、ステージを変えるなら人を変えるという意味で、そういう人財をCDOとして登用したらいかがでしょうか?というのが僕のオススメです。
上場後が顕著ですが、ステージチェンジの際には今までと同じやり方ではいけなくなる場合があります。
この際に社員全員がその思いを共有しているかというと、必ずしもそうではない。
そんな時、人を「変える」か「替える」か。
特に「替える」は、非情な決断に思えます。しかしそれができずに会社全体が沈んでしまった例などもあり、一概にどちらが優れた手法とも言えないのでしょう。
ただ残念ながら、ビジネス現場ら時間のリミットが厳しい以上、「人は必ず変わる」と常に鷹揚に構えるだけでなく、時に「替える」も選択肢として持っていないといけないのかなと感じました。
ただ安倍内閣小泉内閣以外のここ20年の首相など、「替え過ぎ」も、それはそれで問題な気もしますが(笑)。ソニーに関しては平井さん時代の前半ではかなり迷走していた。電池を売るとか売らないとか。定まっていなかった。
吉田CFOが抜擢されて以降、非常に細かく事業をみている。結局、細かくみて采配を振るうしか勝つ方法は無いんですよね。CFOの場合は投資とか損益というわかりやすい経営指標でどんな事業も見ることになるので、後は市場の感覚さえつかめれば適切な投資を考えて行くことが出来る。まともなCFOが来ると会社はまともになる、好例。