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「あなたはどこで死にたいですか?」日本人の“死に場所”事情

NewsPicks編集部
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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    これは必聴だと思う。私の父は数年前に亡くなりました。そもそも病院には3ヶ月以上入院することが難しい。診療報酬が3分の2へと激減し、経営上望ましくないから。転院すら難しい場合があります。

    父は母と栃木県の実家で2人暮らし。あの状態の父が退院して母が一人で面倒をみるのは、正直あり得ない。幸い、私の兄が富山県で医師をしており、栃木県から兄が搬送車に同行して、勤務先の病院に転院。

    当時、兄が勤めていた病院は終末期医療に力を入れていたことと、医療報酬が下がることよりも、最期を看取ることの重要性を理解している医師が多く、長期入院が可能でした(兄が勤務している、という要素も十分にあったとでしょう)

    父は意識はあっても、寝たきりでまともには話せない状態が続き、こちらから話しかけて何かは言っているけど分からない、でも何かを言っているという状態。

    父が息を引き取ったという連絡があったとき、私は富山に向かいました。その夜、私は何も話さなくなった父と二人だけで一晩を過ごしました。葬儀場の一室で夜はとても静まりかえっていました。葬儀場の社員の方が24時間常駐とのことでしたが、私と遺体となった父以外には、人の気配がほとんど感じられませんでした。幼少期からの思い出を久しぶりに思い出し、遺体となった父に話しかけました。

    父はどこで死にたかったのか。そうした会話もできませんでしたし、仮に栃木の自宅、と言われた場合、母が多大な負担をするか、姉・兄・私の誰かが仕事を長期休暇するか、辞職して帰ってこなければ不可能だったでしょう。地域も高齢化。かつては、小さいながらも活気のある商店街でしたが、私が成人した頃からは店が減り、わずか数店舗を残すのみ。サラリーマン家庭の方も、不便になり引っ越していきました。

    そうした状態の地域でも、地元民や行政が主導で面倒をみるというのが、本当にできるのかどうか。

    小学生のとき、祖母は病院で亡くなりましたが、自宅近くの病院で5分もあれば顔を見にいけました。しかも、祖母の時代から続いていた商売の取引もあり、医師や看護師、売店のおばちゃんまでが顔見知り。商店街や近所の方も、見舞いに来てくれました。

    そうした地域社会が大きく変化し、今後はさらに変化する。本当にどうするんだろうか、と深く、深く考えさせられます。


  • 前横須賀市長、早稲田大学環境総合研究センター招聘研究員

    今日のJ−WA​​​​VE「PICK ONE」の生放送で、「サッシャさんはどこで最期を迎えたいですか」と、臆面もなく聞いてしまいました。
    亡くなる方が増える「多死化社会」が2042年まで続くと推計される中で、自分の最期と向き合う習慣は大事だと思っています。戦後間も無くは自宅で亡くなられる方が8割以上いましたが、いまでは病院で最期を迎える方が7割以上。けれども本人が病院での最期を希望しているわけではないケースが多くあって、ミスマッチが起きています。
    物理的に病院の数を増やすことも限りがあり、自宅での最期を可能とする体制づくりが必要です。そのためには、意識の高い医師の存在や行政の旗振りも大事ですが、まずは一人一人の意識づけが大事だと思っていまして、冒頭の質問をさせていただきました。


  • former Community Manager at NewsPicks Inc. CMX Connect TOKYO代表

    追記:吉田 諭史さん、ご体験を共有くださりありがとうございます。場所以上に、大切なことがある。ご指摘に胸がつまりました。
    ーーーー
    前横須賀市長の吉田雄人さんにPICK ONEいただいたのは「少子高齢社会の死に場所の変化」。団塊世代を親に持つ世代としては、本当にシリアスな問題です。

    施設にせよ自宅にせよ、本人が望む場所で最期を迎えられるようにするために、何ができるのか。在宅死亡率が22.9%(20万人以上の都市で全国トップ)だという横須賀市の取り組みを、もっと伺いたくなりました。
    https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3120/nagekomi/20160708zaitakushibouritsu.html


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