代表取締役の異動に伴う経営体制変更に関するお知らせ
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僕の創業からの相棒である新野が前から抱えていた持病が悪化してしまい、当面の間、病気療養に専念する事となりました。彼とは創業して以来、かれこれ9年近く、時には家族以上に濃い時間を過ごし、共に会社を経営して来た仲なので、1日でも早く戻って来て、前のようにコンビを組みたいと願うばかりです。
会社としては、当然打撃ではありますが 、こう言う時こそ、会社の真価が問われると思っていますし、チーム経営の腕の見せ所です。びっくりするぐらい会社を進化させ、新野を驚かせてやろうと思っています。代表取締役の異動に伴う経営体制変更に関するご連絡となります。
私と共に共同代表をしておりました新野の持病が一時的に悪化したことから、創業者3名で話し合いまして、一旦新野は代表を辞任して療養を優先してもらう決断を致しました。代わりに米国の立ち上げを担ってもらっている梅田に共同代表に戻ってもらい、私と梅田で変わらず共同代表の経営をして参ります。
こういう時こそ、私たちのチーム経営の強さを最大限発揮させ、Valueである7つのルールの6番目の「渦中の友と助ける」という思いと共に、チーム一丸でこのことを乗り切っていきたいと思います。
SPEEDA・NewsPicks・entrepedia・FORCASのユーザーの皆様には変わらぬ品質のサービスをしっかりとお届けてして、ご満足頂けるように邁進して参りますのでご安心下さい。
新野にも安心してしっかり休んでもらって、最速で3名の経営に戻すことを目指していきたいと思います。私が所属するユーザベースのシンガポールオフィスは、新野がスーツケース1つで乗り込んでスタートしました。到底難しいと言われていた日本のスタートアップによるデータベース海外事業でしたが、SPEEDAは東南アジアの主要銀行様など外国企業にもご契約を頂けるようになりました。
シンガポールは、会社ではSPEEDAを使い、個人ではNewsPicksという日本人の方にお会いすることは頻繁にあります。今後、US版がスタートすれば、英語のお客様にもNPとSPEEDAを両輪として使って頂けるというパターンを目指したいと思います。
もちろん、海外ビジネスはまだまだ開拓の余地が大きく、決して楽ではありませんが、新野が完全復帰となったときには、「あの頃とは完全に違うよね。アジアの企業もみんなSPEEDAを使ってくれるようになったよね」と言われる状況を作っておきたいと思います。
新野が再び日本に軸足を戻した後、シンガポールオフィスのヘッドはマレーシア人がやっています。シンガポールは、新野が植え付けたカルチャーを守りつつ、当時以上にパワーアップしたという前例になるかと思います。
個人的な話ですが、私は入社時前から、シンガポール拠点への赴任を希望していました。海外赴任はコストもかかりますし、本社の体制にも影響ありますから、ぽんぽんと人を出せません。が、新野は「入社前からの約束だよね。その分、稼ごう。オレも稼ぐから。海外の現地でやりたいという希望を大切にしたい」と言って決断し、細かな社内調整も仕切ってくれました。
しっかり療養した後は、「新野劇場」での熱い話の再開を熱望しています。
