EV時代を前に、中国が世界の「車載電池」工場に 政府のEV普及策が後押し、電池種類の最終形はいまだ流動的
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注目のコメント
非常にわかりやすい記事ですが、一点だけ。
「中国政府は新エネルギー車に補助金を支給するなどの優遇策を継続すると見られ、車載電池市場も有望視されています。」
これは事実と異なります。中国政府による補助金は今年から減額、19年にさらに減額、21年に廃止が予定されています。最近公表されたNEV規制は補助金に代わり、メーカーに強制的に新エネ車を生産させる動きとみられます。
これらの内容は先月、日経ビジネスに書かせていただきました。両方の記事の図を比較していただくとわかりますが、新エネ車の生産・販売台数と車載電池市場規模は強い相関がみられます。当然と言えば当然ですね。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/092700740/中国の車載用電池搭載量のランキングが紹介されています。
2017年に入りこれまでトップだったBYDがその座をCATL(寧徳時代新能源科技)に明け渡したようです。この背景はCATLが三元系正極材のLiBを外資系高級車に提供して評価をあげたことにあるようです。
EV推進を国策として掲げ欧米を巻き込んでいる中国のバッテリー市場はこの記事にもあるように大いに注目が必要だと思います。関連して…環境政策含めて中国で車載電池需要が拡大していることを受け、LG ChemやSamsung SDIが中国で工場を作った。ただ認証が取れない状況が続いていたと思い、そこはどうなったんだろう?
昨年ニュースフローが多い領域だったが、認証が取れたといった記事や今年になってのアップデートはさっとググってみても見当たらず…
https://newspicks.com/news/1892954?ref=user_100438
<追記>Yasudaさん、有難う御座います!<追記終>