衆院選 きょう公示 １１００人余立候補予定
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3連休中、各種の党首討論を通じて明快になったことは、小池さんの政策の中身がスカスカだったことです。財源なしのバラマキは民進党のお家芸ですが、小池さんの口から「ベーシック・インカム」が飛び出した時には驚きました。AIに人間の仕事の多くが代替される遠い未来の生活保護策です。目の前の国民生活とごちゃ混ぜに語ってしまうリアリティのなさ。
風向きが悪いと見るや、今度は「森・加計批判」に戦略転換。希望の党は民進党そのものです。
注目のコメント
金融市場としては北朝鮮の党建設記念日をまず無事に乗り越えた後、世論調査の動静を逐一材料視するフェイズに入りそうです。しかし、希望の党が思ったほどの勢いを保っていない状況を踏まえれば、依然として現行政策の維持、リフレ政策の継続によるプロビジネス・プロマーケットという受け止めを想定するのが市場のメインシナリオになりそうです。希望の党の経済政策（ユリノミクス？）についてはその具体的案を咀嚼する向きが居るようには見えません。同党支持者は政策ではなく小池氏の存在を支持しているのでしょう。
投票日は12日後ですが、公示日翌日、つまり明日から不在者投票はできます。もう投票は始まります。不在者投票は投票しやすくする法改正もあって増加傾向を続けてきましたが、今回は伸び悩むかも知れません。1カ月足らずの間に野党第一党が事実上の解党、２つの有力政党ができるという急展開は、有権者にとってなかなかのみ込めるものではありません。また、投票率の高低が与野党のどちらに有利になるかも読めません。大義なき解散に自民党支持者が投票に行かない可能性もあるからです。本当に異例の選挙です。
僕たちも今日が追い込みどころ。明日、衆院選特設サイト「JAPAN CHOICE」をリリースします。
・各選挙区の候補者情報を集約し地図上で可視化（小選挙区向け）
・各政党の主要政策、党首討論を考慮した政策ごとの対立軸を可視化（さらに政策から逆算した政党マッチングも）（比例向け）
・全社世論調査の可視化
・投開票日当日の日本地図上での開票速報
・各種「フロー情報」ではなく「ストック情報」としての分析記事
と「とりあえずここだけ見ておけばいい」となるサイトになります。追い込み頑張ります！！
