この連載について
半導体が「新時代」に突入しようとしている。日本では、東芝の半導体メモリの売却ばかりが取りざたされるが、世界では今、コンピューティングの世界を揺るがす半導体の地殻変動が起きている。AI、IoTを時代を迎える中で、半導体の世界はどこへいくのか。その最前線をリポートする。
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SI等を手掛けるパブリック事業、ハードウェア・ソフトウェアを手掛けるシステムプラットフォーム事業、ネットワークインフラ等を手掛けるテレコムキャリア事業が主力。ネットワーク技術とコンピューティング技術をあわせ持つ。インフラシステム・サービスを高度化する社会ソリューション事業のグローバル化を推進。
時価総額
2.95 兆円
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NECエレクトロニクスとして発足、2010年にルネサステクノロジと合併し商号変更。産業革新機構の支援を受けて再建中。MCU、アナログ、PMIC、パワー半導体等の各種半導体を研究、設計、開発、製造、販売。自動車、産業、ブロードベースド分野に集中。2017年にアナログ半導体メーカー米Intersilを買収。
時価総額
4.60 兆円
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FA、公共、重電、交通、自動車機器、宇宙、通信、半導体、空調機器等、幅広い分野で展開。選択と集中を徹底し、既存の主力事業であった携帯電話端末、半導体のDRAMとシステムLSI、パソコン、洗濯機から撤退。ビルシステム事業では国内トップ、新興国へも進出中。宇宙分野にも積極的。
時価総額
5.22 兆円
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IT、エネルギー、インフラ、モビリティ用の部品やシステム、医療機器、家電などを幅広く展開。各種産業のDX・スマート化を行うLumada事業を中心に、グローバル成長に向けた取り組みを推進。
業種
システムインテグレーター , 重電(電力設備) / 重電(原子力発電) / ファクトリーオートメーション / エレベーター・エスカレーター / 家事・台所用家電製品 / 汎用コンピューター / 鉄道車両 / 医療用電子機器
時価総額
11.5 兆円
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日本の問題かもしれない。
世界の一流企業の間では、当たり前の事だと
感じる。
東芝問題でも、革新どころか、死に体の企業を救済してばかりだ、との批判が相次いでいる産業革新機構。こういう覚悟を持った人が増えれば、状況は少しでもよくなるのではないか、と。
ただ、本当に成長できるか、これからが本番。半導体業界が大きく動くなか、なんとか奮闘に期待したいものです。
京都の電子部品企業と比較したときの、任期・オーナーシップの話もある。昨日の下記記事でもコメントしたが、やはり10年といった長期や、それを自分が負うというマンデイト・オーナーシップ=気合が重要。M&A含めて、自分の任期中どうにかなれば…という発想は微妙。柴田氏はJR東海のご出身だが、国鉄民営化やJT民営化も、創業家とかではないが、自分たちの間になんとしても経営・体質を変えるんだという強いオーナーシップを持った方たちがいたから、一気に経営が進化した。
https://newspicks.com/news/2556018
もはや、ルネサスに限らず、半導体、電子部品、電子材料メーカーも日本にこだわることもないんじゃないかな。
責任が明確になってないこと、そしてそれによって意思決定のスピードが遅くなっていることに、非常に日本の弱さを感じます。「ケンムッテナニ?」「ナナメウエニイルヒトノヤクワリハ?」こんな質問を頻繁にアメリカ人から聞かれると、日本の異常な組織設計にすぐに気が付くものです。
現に、われわれの今のお客さんもそうだし、将来になると、さらに日本以外のお客さんが多い。戦っている相手のほとんどは、もう日本以外です。
そういう中で「日本に残す」「日本で守らなきゃならない」のは、本当に何なのかっていう。これは、本当に真面目に考えて結果を出さないとダメだと思っています。」
「まず出向で来ても、自分の気合が入らないだろうし、そんな気合が入らないやつに、何か言われた社員も、私のいうことなんか聞く気もしないだろうなと思ったからです。」
業界の勢力図がどんどん変わって行く中で、国有企業から脱したルネサスの今後の行方は、、と気になるポイントが多いですね
当たり前だけど、日本はどこもできていない。