[東京 6日 ロイター] - J.フロント リテイリング<3086.T>は6日、2018年2月期の業績予想(IFRS、国際会計基準)を上方修正すると発表した。卸売業の電子デバイス部門が好調だったほか、4月に開業した銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」も寄与した。

売上高に相当する連結売上収益は4690億円から4720億円(前年比4.3%増)、営業利益は445億円から490億円(同17.4%増)へとそれぞれ引き上げた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト6人の営業利益予測の平均値は465億円となっている。

(清水律子)