【プロピッカー】10月は「ホテル・観光」「仮想通貨」「美食の新時代」

2017/10/2
2017年10月の「マンスリー・プロピッカー」のテーマは「ホテル・観光」「仮想通貨」「美食の新時代」の3つとなり、合計18人が就任します。本記事ではその概要や、各プロピッカーのプロフィールを紹介します。
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ホテル・観光

ほしの・よしはる
慶應義塾大学経済学部卒業後、米コーネル大学ホテル経営大学院修士課程修了。1991年に星野温泉(現在の星野リゾート)社長に就任。所有と運営を一体とする日本の観光産業でいち早く運営特化戦略をとり、運営サービスを提供するビジネスモデルへ転換。2014年には開業100周年を迎え、2017年2月現在、全国で37のリゾート、旅館を運営。
のじり・よしたか
明治大学政経学部卒業。住友海上火災保険(現・三井住友海上火災保険)勤務などを経て、ハウスウェディングをプロデュースする現会社を起業。当初3人で始めた同社をグループ会社を含め従業員2千人超の企業に育て上げた。2017年春、東京・渋谷に「TRUNK(HOTEL)」を開業。同ホテルのユニホームは、廃棄ジーンズの切れ端を高齢者が縫製して作ったエプロンなどを使う。
やまだ・けいいちろう
ツェルマット観光局日本人対応インフォメーション、セールスプロモーション担当を経てJTIC.SWISS(日本語インフォメーションセンター)を設立。現在はその経験を活かし、Mt.6アドバイザー以外にも、「世界のトップレベルの観光ノウハウを各地に広めるカリスマ」として、国内各地の地域振興・再生のコンサルタントとして多方面で活動中。
しのづか・たかや
東洋大学経済学部卒業後、Washington State Universityへの留学を経て、2007年にリクルートに入社、旅行カンパニー(じゃらん)に配属される。その後、2011年9月に株式会社Loco Partnersを立ち上げ、2013年3月からは一流ホテル・旅館の宿泊予約サイト「Relux」を運営している。
かとう・ふみこ
慶應義塾大学環境情報学部卒業。1998年リクルート入社。高校生向け進学情報誌の制作・編集を経て、「じゃらん.net」の立ち上げ企画開発、「ホットペッパーグルメ」の立ち上げ企画開発など、ネットでの新規事業開発に携わり、2008年より現職。国内旅行市場動向の調査・トレンドの把握、市場活性化および観光による地域振興に寄与する実証事業を実施・研究。

仮想通貨

いわした・なおゆき
慶應義塾大学経済学部卒業後、1984年に日本銀行に入行。1994年から15年間、日銀の金融研究所で暗号技術と電子マネーを研究し、情報技術研究センター(CITECS)を創設して初代センター長となる。その後、初代日銀FinTechセンター長を務め、2017年に日銀を退職。現在は京都大学公共政策大学院教授。
かんだ・じゅんいち
日本銀行や金融庁などに20年以上勤務した後、Fintechに対する想いからマネーフォワードに移籍。「Fintechを通じた地方経済の活性化」および「金融機関のオープン・イノベーションと金融サービスの変革」を目指す。金融庁に出向していた約2年間は、総務企画局 企画課 信用制度参事官室 企画官として、日本の決済制度・インフラの高度化、およびFintechの制度整備とエコシステムの構築に従事。
おおつか・ゆうすけ
早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を経験の後、レジュプレス創業(2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更)。現在、取締役COOを務める。日本最大規模の仮想通貨交換取引所 Coincheckならびに、ビットコイン決済サービス coincheck payment を運営。
にしむら・よきこ
静岡県出身。東京大学法学部卒。2010年マネーパートナーズに入社し、為替ディーリング業務に従事。2015年に新設された部署にて、東証一部上場グループの金融機関として初めてビットコインを扱うことを宣言し、法律・会計・税務の基準を話し合う一般社団法人仮想通貨ビジネス勉強会(現・日本仮想通貨事業者協会)の立ち上げ事務局となり、取引所間の連携を開始。ICO協議会委員。 

美食の新時代

つじぐち・ひろのぶ
オーナーパティシエ、ショコラティエとして、モンサンクレール(東京・自由が丘)をはじめ、コンセプトの異なる13ブランドを展開。クープ・ド・モンドなどの洋菓子の世界大会に日本代表として出場し、数々の優勝経験を持つ。素材にこだわり、スイーツで地域振興を行うほか、砂糖不使用のチョコレートなど健康に配慮した“ロカボスイーツ”の開発に取り組む。企業とのコラボレーションやプロデュース、講演や出版も多数。
Tetsu Yahagi
福岡県生まれ。父親の仕事の関係で渡米し、中学・高校時代をロサンゼルスで過ごす。カリフォルニア料理の先駆者として名高い、ウルフギャング・パック氏の料理本との出会いをきっかけに、料理人を志す。辻調理師専門学校グループのフランス・リヨン校を首席で卒業後、フランスの「レストラン・ラムロワーズ」、東京の「タブローズ」で修業。パック氏が展開する日本の系列店で腕を振るったのち、米国・ビバリーヒルズにある「スパゴ」本店へ。現在は総料理長として、和のエッセンスを取り入れた、独創的なフュージョン料理を振る舞っている。
はま・ありす
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、日本銀行にて3年間勤務。転職を経て渡米し、UCLAエクステンションのワイン学科を卒業。日・米・英・西のワイン資格の他、日本酒・食に関連する資格を多数保有。2014年にはFCWSより、米国で影響力があるソムリエ 32 名の 1 人に選ばれる。現在は自身の会社 Real Planning and Management にて、セミナーや講演活動、またワイン・日本酒・食に関わる各種コンサル事業にも力を注いでいる。

新規プロピッカー

まつなが・えりっく・まさのぶ
アクセンチュア、野村総合研究所、日本IBM、デロイト トーマツ コンサルティングを経て、2017年よりPwCコンサルティングに勤務。デジタルサービス日本統括としてデジタル時代のイノベーターとして活動。メディア戦略コンサルタントのパイオニアであるとともに、バークリー音楽大学出身のプロミュージシャンという異色の経歴を持つ。音楽プロデュース集団one+nation共同創業者。
よしだ・ゆうと
早稲田大学卒業後、アクセンチュア、早稲田大学大学院政治学修士(自治行政)を経て、2003年に横須賀市議会議員に当時最年少(27歳)でトップ当選。2009年から2017年まで横須賀市長を二期務める。2015年に日本財団とともに日本初のソーシャルインパクトボンド事業を実施。
やまざき・としひこ
東京大学情報理工学系研究科電子情報学専攻・准教授。博士(工学)。ソーシャルメディアなどに投稿された大規模データを活用した「魅力工学」の研究をはじめ、大規模マルチメディアデータ処理、3次元映像処理、物体認識、機械学習などの研究を行っている。
いしかわ・りょう
神奈川出身静岡育ち。20歳のときに上京し、アパレル業界に入る。実務経験を積んだ後、24歳でアパレルブランドを立ち上げて起業。10代~20代の男性から絶大な支持を集める「VANQUISH」をはじめ、「gonoturn」「#FR2」などのブランドを数々手がける。せーの代表取締役。

Naka_yamaN(ナカヤマン。)
ファッション領域に特化したデジタルエージェンシー、ドレスイング代表を2007年の設立から十年にわたり務める。SNSマーケティング、コンテンツマーケティングの事例で認知を獲得し、ルイ・ヴィトン、グッチ、ディオール、コーチ、GUなど幅広いパートナーと活動。2017年、米国法人[scream louder] Inc.(スクリイム・ラウダア)設立。VOUGEでアート関連のライターとしても活動。

みやじま・いわお
早稲田大学卒業。旧行政管理庁・総務庁(現総務省)に勤務後、月刊『選択』編集部で編集記者、デスク、編集長を務める。2005年にファクタ出版を設立し、2006年月刊『FACTA』を創刊する。2011年より本誌編集長。2015年日本外国特派員協会「報道の自由推進賞」を受賞。2017年7月より本誌発行人。

9月末で河野太郎さん、寺田学さん、田嶋要さんがプロピッカーを退任いたしました。これまで、専門的なコメントをいただき、ありがとうございました

また、マンスリー・プロピッカーとしてコメントをいただいた鈴木寛さん、武内彰さん、おおたとしまささん、松田孝さん、世耕石弘さん、原田博植さん、シバタアキラさん、加藤エルテス聡志さん、1カ月間ありがとうございました。これからも引き続きよろしくお願いします。

本間充さん、長瀬次英さん、内田良さんは、今後もプロピッカーとしてご活動いただきます。次回の新規プロピッカーの紹介は1カ月後を予定しています。

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