楽天が大赤字のフリーテルを買収する計り知れないメリット - 今週もナナメに考えた 鈴木貴博
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#楽天 #フリーテル #買収 #M&A
サブスクリプション型のビジネスで、CPAが広告より安く済むのなら、買収は顧客獲得の手段のひとつとして候補に入れるべき手法だ。
QT:
"負債の30億円は引き受けるが、フリーテル事業には流動資産が14億円あるので、差し引きで16億円を実質的な負担額と考えれば買収額と合わせて約21億円規模の資金負担でフリーテルの持つ43万回線の加入者を手に入れたと考えられる。
簡易計算として、1回線あたりいくらの買収になるか、21億円を43万回線で割ってみると、格安スマホユーザー1人を約4800円で獲得できたことになる。これは純粋に顧客獲得コストとして考えれば、とても安い数字だ。だからこの買収、楽天にとっては「買収コストが安いM&Aだった」と言えるのだ"
注目のコメント
計り知れないというほどでもない感じがしますが(笑)
他のメリットとしては
・ブランドイメージシフトがしやすい
>>丸の赤と白抜き文字の類似性
・VIPERのユーザー拡大
>>半強制的なコミュニケーションアプリ使用による
とかもありますかね。
最近提携劇が続いたスポーツというコンテンツも
有効に使えそうですし。
UQモバイルさんのCM等にも対抗した何か面白い
コミュニケーション(+デジタル施策)にも密かに期待です。
今後の更なる動きに注目ですね、少し面白くなってきました。
※現場はここしばらく約款整理に追われるんでしょうね・・・元KDD社員で合併吸収経験者より「そして第三が本業へのプラス効果で、これが最も重要だ。実は、楽天は本業の楽天市場において、ワイモバイルとソフトバンクに手ひどい攻撃を受けてきた。楽天市場の最大の競争相手はYahoo!ショッピングなのだが、Yahoo!ショッピングではソフトバンクの加入者はポイント10倍、ワイモバイルだと5倍というとても魅力的なプランを提示して、楽天市場から顧客を継続的に奪っている。」