ソニーとオリンパスが医療事業に巻き起こす新風 ドイツ社の牙城崩せるか
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ソニーとオリンパスの協業製品、4K/3D手術用顕微鏡システムが発表されました。協業第一弾であった4K搭載の外科手術用内視鏡システムについで、3D画像を見ることができるようになります。
https://www.olympus.co.jp/news/2017/contents/nr00610/nr00610_00002.pdf
医療機器のマーケットではデバイスの変更に対して抵抗が強いと見られるため、シェアを上げるには価格ないしイノベーションが不可欠であり、今回の新製品は正攻法のアプローチだと思います。
なお、手術行為のAI化、ロボット化の流れに対して、オリンパスは「イノベーション室」を発足しています。オープンイノベーションを基軸とするとされていますのでどのような陣地取りを目指すのか注目されます。
https://www.olympus.co.jp/news/2017/contents/nr00615/nr00615_00000.pdfソニーは2年前にオリンパス株を半分売却しているんだよね。当時は財務基盤の強化が喫緊の課題だったのでやむを得なかったのだろうが、それまでソニー株にずっと強気だったのに、そも辺りでソニーの先行きに懐疑的な見方に傾いて売り転換した象徴的なイベントとして自分の中では残っている。「選択と集中」もやり過ぎは将来の飯の種を奪うことになってしまうだけ。